当協議会は、リフォームに関連する社団法人、財団法人、公共団体等を会員とし、相互に連携を図りながら、住宅リフォームの推進に向けた事業を展開しています。
設備更新・劣化対策
「ちょっと水回りの古さが目立ってきた…」をきっかけに構造・設備のリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。住宅には定期的なメンテナンスが必要です。ライフスタイルの変化
「家族が増えた、住まい方を見直したい…」をきっかけにリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。その他
「マンション共用部分の大規模改修」、「親の家を相続した…」をきっかけに考えるリフォームもあります。毎日使う水回り設備は、住まいの中でも劣化の激しい部位。水漏れや換気の不調は、住宅本体に影響することもあります。交換時期の目安を参考に、不具合に気づいたら早めに補修、交換をしましょう。
設備機器 | 推奨交換時期 |
レンジフード、調理加熱機器、給湯器、水洗金具、温水洗浄便座 | 10年目安 |
システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、便器 | 20年目安 |
出典:「自分で点検!ハンドブック」 (一社)リビングアメニティ協会
設備機器の性能は、近年大きく進化しています。更新時に高性能の製品に交換すると同時に、バリアフリー化や使い勝手の改善を図りましょう。
CASE:ユニットタイプのキッチンを対面式のシステムキッチンにリフォーム。
風雨にさらされる外壁、屋根等の外回りは定期的な点検、メンテナンスに加え、15〜30年程度で更新を検討します。
CASE:室内を雨や湿気から守るのが屋根や外壁
長く住み続けるために定期的なメンテナンスが大切です
家族の構成や、住む人の年齢に合わせて、住まいも見直しを。間取りの変更、内装や収納の見直し、あるいは増築、減築などの手法でライフスタイルに合った住まいに変化させることができます。
段差のない室内や介助スペースのある水回りなどへのリフォーム。
高齢になっても、自分で安心・安全に暮らせる住まいになります。
浴室、洗面台、トイレの交換と合わせてバリアフリー化を検討しましょう。段差解消や手すりの設置のほか、車いすの利用を想定する場合は、介助スペースの確保や、廊下・開口部の幅の確保など、水回り全体で検討しリフォームすることが求められます。
玄関の上り框の段差は、式台と言われるステップや手すりの設置で上り下りしやすくしましょう。また、安定性のよいイスなどを置くと靴の着脱に役立ちます。既製品で、スペースをとらない壁埋め込み型の折り畳みベンチもあります。
マンションにお住まいの方は、共用部分の大規模改修や設備更新と同時期に行う、専有部分のリフォームを考えてみてはいかがでしょうか。
例えば、共用部分給排水管更新や玄関ドア/サッシ交換に併せて、設備機器の取り換えや内装工事を実施すると合理的です。
「親の家を相続したが、人に貸して賃料収入を得たい…」をきっかけにリフォームを考える資産の活用的なリフォームもあります。