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第61話 思いが詰まった、ステキな空間、ステキなご夫婦
ある晴れた4月の休日の朝、ひょっこっと、うちのショールームにお見えになったご夫婦。
片手に携えてきたマンションリフォームの計画図面を広げられて、そしておもむろに、こうおっしゃいました。 「子供たちも学校を終え、それぞれが独立したので、これからは、夫婦二人で、くつろげる空間、そして、子供たちが帰ってきたときに、大事なゲスト(お客様)として迎えられるような、リゾートホテルのような空間を作ってほしい。 そして、これは私から妻へのプレゼントなんです。と。 それからです。それから、ご夫婦と私たちのコラボレーションがはじまりました。 ご夫婦とも仕事が忙しく、ご自宅に帰られる時間も遅いご夫婦でしたから、打ち合わせする時間がなかなかない。しかも相見積り7社とのことで、予定日時にお会いできても、詳細な部分についての打合せまではきません。そこで、パソコンのメールを使ってのやり取りをすることになりました。 現場調査後、基本プランについてはメールで確認し、最初の設計図書と見積りをお届けしました。そしてそこから、ご夫婦と何度もメールをやり取りしながら、プランを煮詰めていきました。 また、実際に現場を見たいとのご要望で、それならと、夏の暑い時期でしたが、神戸の山手にあるマンションの大規模なリフォーム工事現場を見に来ていただいたりと、われわれも感心するくらい、熱心でした。 プランナーと営業の私とで、夜遅くまで打ち合わせをしてはメールを送り、そして返ってくるメールを確認しては、変更していく。何十通ものメールのやりとりで、どんどんプランが、「進化」していきました。 そしていよいよ、契約。季節はすっかり秋。 年末には新居に戻りたいとのご夫婦の希望でしたので、11月からの着工と工事中の仮住まいをお願することにしました。 工事が始まれば、現場監督、そして職人さんが図面をみながら一つ一つ造り上げていきますが、新築工事と異なり、100%完璧に計画図面どおりには行かないのが、リフォームの特徴でもあります。そこはお客様と綿密に連絡をとりながら、一つ一つ解決していくことが重要になります。 今回、ご夫婦の希望もあり、日中はパソコンや携帯電話のメールを使って連絡・報告をするとともに、毎週土曜日の午後からは現場打合せ会では現場管理者から工事の進捗状況と次週の工事予定を報告するとともに、現状の具体的な問題点をご夫婦と一緒に確認しながら検討して解決していくことにしました。 工事が始まれば、「営業担当」の私のする仕事は、「全体調整」と「掃除」です。 モップを持って、共用部分を拭いたりしながら、頭をよぎったのは、奥様の言葉「マンションリフォームで一番大事なのは、近隣への気配りですよね。」でした。 エレベーター、階段、廊下と居住者の方が使われるところをわれわれも搬出入の経路として使うわけですし、近隣住民の皆様に騒音を出さずに工事をすることは不可能です。しかし、こまめに挨拶にまわることで、イライラする気持ちが和らげばと、掃除をしてきれいにすることで、気持ちよく通っていただける。普段から心がけていますが、奥様の言葉で、やはりそうやんな!モップの握る手に力が入りました(って、力入れてもきれいに掃除できるわけじゃありませんが・・・)。 そして、築25年、一度も手をつけなかったあの空間が劇的に変わりました。 年の瀬も迫った12月の営業最終日、ひとつの作品ができました。所々にいろんな「思い」がつまった空間は、意味のあるものばかりです。 和室は、大切な書画を架け、また、柿木の台座を床に置けるように、寝室の天井は、旅行に行った上高地のビジターセンターの天井をイメージして、洗面所の空間は、あのリゾートホテルのサニタリーをイメージして、そんなご夫婦の思いを、一つ一つプランナーがデザイン化して、それを現場で職人さんが形にしました。 そして、ご夫婦から指差して言われた場所は、「あの和室のコーナーの壁が一番いいわ。初めて行った時にショールームで、笹本さんが熱心に語っていた珪藻土塗りを取り入れてよかったです。」。ご夫婦に喜んでいただいて、私も本当に良かったなと思いました。 引渡しの時に、ご夫婦の笑顔をみるのが、一番嬉しい瞬間です。 工事の後も、ちょくちょくお邪魔して、お茶やお昼をご馳走になったりと、どちらがお客様かわからないようなお付き合いをさせていただいております。 建築業界に勤められるご主人、そして奥様に出会えて、そして一緒になって創りあげた作品は、私の一番の自慢でもあります。 質の良い工事、ステキなプラン、それもすべてお客様とどれだけ通じあえるか。 春〜夏〜秋〜冬 四季を通じて、大阪平野を一望できる眺めの良い、このMさま邸で、コミュニケーションの大切さをMさまから学ばせていただきました。 ![]()
株式会社ウェーブ
大阪エリアWeb担当 笹本 正明 〒560-0014 豊中市熊野町4−1−8 TEL:0120-88-7407 H P:http://www.reform-wave.co.jp/ Mail:sasamoto@reform-wave.co.jp Blog:http://wave3380.livedoor.biz/
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