
|
第56話 マンション内にコミュニティースペースが出来た!!
殆どのマンションには、各戸及び共有スペースへの電気供給の為、東京電力の借室が配備されています。それ程大きなスペースでは無いのですが立入り禁止の、何か触れてはいけない領域と言う感じで居住者も無関心でいたと思います。
最近、その借室を撤去し有効利用する管理組合が増えてきています。 都心のマンションでは比較的、共有スペースとしての場所が確保されていません。特に20年を経過している中規模、小規模のマンションで集会室などの共有スペースを保有していないケースが多々見受けられます。理事会や総会等の開催を近くの公的な施設を借りて実施している為、出席率が悪く運営にも支障を来たしている。との声を良くお聞きします。 数年前、この東京電力の借室が不要となる事が可能となりました。(無論、それに代わる設備が必要ですが)パットマウントと言う小さな設備を備えればスペースを必要とする借室が不要となるのです。 私共では、マンションの大規模修繕工事に併せ、或いは給排水管設備の更新工事を実施する際この提案により、多くの借室改修工事を受注しております。 一番有効利用された事例は3年前に大規模修繕工事を実施し今年、配水管の更新工事を施工させていただいた時に実施した例です。 このマンションは5階建て49戸の、道路から奥に長く延びたマンションですが、出入口に一番近い1階部分に東京電力の借室、自転車置場、小さな物置が新築当時から設置されておりました。丁度そのスペースが住戸の1世帯の広さで約70uほど有り、この部分を集会室を兼ねたコミュニティスペースに改修したのです。男女別々のトイレブースの設置、給湯設備を備えた水周りスペースの設置、部屋の中程に、二部屋としても利用できるようにアコーディオンカーテンに、よる仕切りを設け、冷暖房設備を備えた立派なコミュニティスペースが完成したのです。 工事の完成披露を、管理組合の役員様、そして一般の居住者の皆様、加えて我々施工に携わった者までお招き頂き、華々しくこの会場で開催されました。 広々とした、思いもしていなかったスペースの完成は、居住者の皆様にとっても大きな喜びである事が実感として受け取れました。 この席上、管理組合の理事長よりこのスペースを居住者の皆様にもどんどん利用して頂きたい旨のお話があり、居住者の方からカルチャースクールを始めようとか、趣味の集まりに利用したい等、居住者皆様方のコミュニケーションを深める場としてとして大いに利用される事を施工者側として心より嬉しく感じた事でした。 この様に、限られた敷地スペースの中から、有効利用できる事は余り知られていないと思います。是非、皆様も知恵を出し合い素敵なマンションライフをお過ごしいただきたいと心より願う次第です。
株式会社 日装
専務取締役 小川 隆幸
┃
よもやま話バックナンバー
┃
よもやま話 最新号
┃
|