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第39話 注文建築会社からみたリフォームの施工の現状と将来について
当社は本業が注文建築の会社です。年間40棟18億余り売り上げております。また直接契約直接施工でやっております。ここ数年、リフォームの売上も1億余りと増えております。今後もリフォームにも力をいれていきたいと考えております。
大型リフォームで1000万以上も年間5〜6件ほどありますが、いつもリフォーム案・新築案の両方を提案いたします。なぜならあとでリフォームがこれだけかかるなら新築の方にすれば良かったと後悔されない為です。 いつも思いますが、いくら新しくみえていた建物も構造をはがしてみると傷んでいるのが現状です。 又、私共では大型リフォームは仮住まいを用意しております。なぜならいろいろな職人が出入りし、音、ほこりで家にいる奥様がノイローゼになるくらい大変だからです。また、在宅されているとリフォーム工事もはかどりません。その形が一番いいと私共では考えております。工期も1/3〜1/5ほどに短縮できます。 よく住みながらリフォームできますという業者がいますがリフォームが完了した後も3〜4ヶ月疲れが取れず体を壊される奥様方がいるのが現状です。一度自分が試されればよく分かると思います。この様に色々注文住宅で経験した私たちがお客様のよきアドバイザーにならなくては次につながるいい仕事はできません。 常にお客様の立場に立った仕事をするべきだと思います。 これからリフォーム市場はどんどん大きくなると言われていますが、本当にお客さまの身になって考えるリフォーム会社があまりにも少ないのではないでしょうか。 なぜそんな事を言うかと申しますと、よく2〜3回リフォームされたお客様が私共の新築現場を見られ、こんなにしっかりした建物を造るのならリフォームでも安心できると思われ、当社に年間100件近く相談にこられます。そのお宅を拝見してびっくりするのですが、耐震補強しないで柱を何本も切って部屋を広くしているものもあり、まったく安全に考慮していないと感じます。 又、外壁吹付けにしてもお客さまの知識の少ないことを利用して3年程で耐水効果の無くなる様な一番安い吹付け材を使用して価格の安さを武器に受注する業者も多いようです。それをすすめる会社側の技術者ももっと勉強すべきと私は思います。なぜ私共がリフォームのお客様でリピート客が多いかと言いますと、リフォームする場所の内部、外部のイメージ案を見せてイメージの伝達作業を行うからです。 クレームを起こさないリフォームとはまずイメージ伝達からと思っております。又やりたい場所の収納の仕方等でアイデアヒントをいっぱい出す、又それぞれの金額を出してお客様に選択しやすくしております。又、当社オリジナルで作ったリフォーム見積りソフト『積算大臣(リフォーム編)(5万で一般に販売予定)』で見積りの素人の方でも30分〜60分でできるからではないでしょうか。 クレームを起こさないポイントは全て図面化している事です。リフォーム前とリフォーム後の図面です。それにより柱を切ればその補強をどうするか、今の基礎で大丈夫か、コンセント・スイッチはこれでいいのか、築年数が古すぎると電気配線のケーブルまでだめになっているケースなどあるからです。 リフォームは気を使わなければならないことが山ほどあります。既存建物の施工状態については十分な注意が必要です。年間4〜5件はお断りします。なぜなら内部がきれいになっても、大地震がきたら倒壊する建物を私共本格注文住宅を志している会社がリフォームを行えばまずいと思うからです。まだまだリフォーム業界はお客様が安心できる業者の格付け表とかやるべきことがいっぱいあるように思います。 今後の住宅リフォーム推進協議会の益々の発展を祈っております。
(株)みらいテクノハウス
代表取締役 玉井 幸夫 東京都世田谷区桜上水5-29-52 TEL 03-5316-7030 FAX 03-5316-7062
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