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第35話 改修工事をしてお客様に喜ばれたこと
岡山県岡山市において昨年十月に三十代のご夫婦が弊社の展示場に来店されました。すぐ近所の方だったのですが、2階を改装して親御さんとの同居をする予定とのこと、早速接客した営業社員から連絡が入り、同行し現場確認と打ち合わせに同席しました。
現場は築80年の建物で近所の大工さんで何度か増改築を繰り返し、接続部分他矛盾を多く感じる作りになっていました。今義理のお父さん(95歳)と住まわれていましたが、いたるところ段差ばかりで本当にお年寄りの方には住みにくさ極まりない状態になったものでした。 今まで依頼していた大工さんからは今回私達に依頼した内容は施工出来ないと断られ、困って若夫婦が我社展示場に相談に来た経緯がありました。 2階に上がる階段の付け替え、昔ながらの汲み取り便所、浄化槽の埋設の距離と勾配の問題、工事手順によるお父さんの住まいの問題、建物全体の傾きの問題、とお申し込み後の調査段階で打ち合わせをほぼ毎日行ない、解決策を項目事に提示し金額をださせて頂いた時、本当に家族全員の方に喜んでいただき、工事課員として、(やるぞ)と言う気持ちになったことは、いうまでもありません。お正月をはさんでの工事でしたから、いつ訪問してもご家族の皆様ダウンジャケットを室内できておられ、すごく気を遣いましたが、いつもニコニコされ、現場の進行に協力いただきました。 2階天井高1.9mを2.3mまで高くして床の不陸を50mm補正して骨組みの補強に時間をかけ、一番寒い時、隙間風と仮設便所の生活をしていただきました。いつも自宅におられた為打ち合わせもその都度できましたので、工事の中断はなく後は予想以上に完成が早くなりました。 引渡し後1ヶ月が経過したころお客様から電話があり、今度は浴室と洗面と洋間2室の改装の依頼があり、本当に喜んで頂いていることを実感しました。その工事も問題なく完成し、今はお父さんもデイハウスから帰ってこられ元気に水回りを使って頂いてます。 お客様の思いをいかにつかんで現場に反映さすかが、お互いの満足感の原点だと痛感した工事でした。 4月の終わり頃、会社と現場に関係した業者で御孫さんの20メートルの鯉のぼりを上げる作業を依頼され、レンゲの咲く田んぼで御弁当を頂き、御祝儀までいただき、ご家族で僕らの車がみえなくなるまで手を振っていただいた事、お客様の喜びを自分の喜びとすることが出来るこの仕事に誇りと充実感を感じた思い出 に残る一場面でした。
(株)千年の杜 建築本部
吉田 俊二 大阪府吹田市豊津町2-30 TEL 06-6380-9711
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