住宅リフォーム推進協議会 リフォームよもやま話

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第8話 トラブル防止には十分な「事前打合せ」を
 インテリア計画を担当させて頂いた住宅のリフォームが、まもなく完工します。事前打合せは綿密に行われたはずなのに、工期は延びてしまいました。

 築16年、リフォームに当り奥様のご要望には確固たるテーマがありました。「収納」です。デザイン性や価格などで行き詰まると、このテーマに戻ることで優先順位が明確になりました。打合せにも時間を掛け、設備機器のショールームも見て回り確認作業は怠りないつもりでした。
それなのに、多少覚悟していたものの、工事が始まると細かな問題が色々出てきたのです。インテリア設計上での大きなミスはなく、奥様には信頼していただきましたが、スムーズに運ばなかったことへの反省の思いが残ります。

リフォームで大変だと私が思うことは、予定通りに進まない、ということです。理由は次のようなものです。

1.工事内容の変更
  壁や床、はがしてみてわかること。

2.工事期間の延長
  やり直し部分は手間取るもの。予定外の工事が増えると職人がすぐ
  手配できない場合も。

3.工事金額の増加
  内容が増えれば勿論のこと、それ以上に多いのは、きれいになった
  分、今までの古い所が気になり、ここもあそこも、と途中で増えて
  しまいがち。

4.気持ちの変化
  これが一番多くて頭が痛い。

 多くは住みながらの工事なので、常にチェックができ、職人と話ができ、考える機会が多いからどんどん増えてしまうこともあります。
 リフォームを私たちのような設計者に依頼する方は、計画する時間の大切さをある程度理解してくださいます。今回のリフォームで問題が発生しても大事に至らず、総合的にはご希望に添えたというのも、事前打合せが充実していたからではないかと思います。

 スムーズな進行を望むのならば、事前に現状の不満点を丁寧に洗い出し、いくつかの解決策を検討してから決定、着工するのが理想です。万が一の出来事への対応策も練っておけば尚安心です。実際は時間や設計料などの問題で完璧は難しいのですが。新築と違い、リフォームは建物そのものがあるので想像しやすく、理解も得やすいと思います。

 事前打合せの質を改めて自問し、この次こそ!と思うこの頃です。
KSプランニング・ステーション
東條 和子

〒420-0871 静岡市昭府1-22-1-203
TEL 054-272-5506
FAX 054-272-5517
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