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第6話 お客様の笑顔が支え
Aさんのお宅は、都会にしては緑豊かな地域にありました。秋になると、落ち葉が「ひらひら」どころか「雨あられ」のごとく降り注ぎ、2階の樋は「腐葉土」生産場所になっていました。
ある雨の日、ついに雨が溢れて滝となり、お隣のエアコンの室外機にドドッ。お隣からのクレームで大慌て。(共稼ぎのご夫婦は全く気がつかなかったとのこと。)樋を清掃し、網をかぶせるリフォームともいえないお仕事でしたが、対応の敏速性が喜ばれました。
Bさんの家族は90歳の母親と3人の娘さん、平均年齢六十ン歳。紹介を頂いて伺った時、自己紹介で建築のケの字を言ったと同時に4人全員警戒態勢。よくよく聞くと、過去に建築会社とおもしろくない経験をされ、それ以来、家のことは何も手をつけられなく今日を迎えた。このため、台所の床は落ちそう、浴室は五右衛門風呂でこそなかったが、コンクリートの上にタイルの浴槽がポツンと置いてあるだけ、寒い!台所のリフォームを頂戴しましたが、女性陣がジーッと注視しておられる前での施工、大工も水道屋も緊張の連続。出来上がった時は喜んでいただくとともに、安心・安全・無害?な建築会社もあるのだと分かっていただき、それ以降は浴室、居室と次々注文を頂戴しています。 Cさんは子育ての手がはなれ、念願のピアノ教室。ということで「防音・吸音」工事、Cさんはプロ?耳の敏感な方でポンと手を打って「この残響時間が良いわ」とおっしゃるけれど、素人の私はただ耳をひっぱっているだけ。それでも何とか気に入っていただけて、ヨカッタということもありました。 リフォームの難しさは、目的をしっかり把握することのハード面だけでなく、生活の場にお邪魔する精神的な負担を少しでも軽くするメンタルな面と、その双方が大切だと痛感しています。工事規模の大小では計れない緊急性や困難度など、気遣い・心遣いが本当に大事です。 イメージと現物の違いから苦情になったり、訪問時間に遅れてひどく叱られたり、改善しようとして別の箇所を壊してしまったりと、失敗は山のようにあっても、お客様の笑顔を支えにやりがいのある仕事だと思います。
新協建設工業(株)
住宅事業部 萩原 幸 東京都江戸川区篠崎町3-1-3 TEL 03-3678-7471 FAX 03-3678-7472
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