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24金融メニューまで多彩なサポート1983年に創立した(一社)日本増改築産業協会(ジェルコ)は、国内最大のリフォーム関連企業の全国組織として、ユーザーに安心と喜びを与えるリフォームの提供をめざしています。リフォーム事業者などの会員に対しては、増改築相談員研修会をはじめ、長期優良住宅やインスペクション、住宅履歴、業務品質、経営、マーケティングなど、さまざまな資格制度や講習メニューを用意しています。中でも「ジェルコインスペクション制度」は、建築士などの実務者を対象に建物診断の具体的な手法を身につける機会とも位置づけており、講習会を開催しています。第三者検査でなく、工事の現場責任者が自ら行うことで、事業者のスキルアップに役立ててもらいたいと事務局では考えています。先導モデル事業を活用して、長寿命化リフォームを実施した35棟に補助金を交付してきました。また独自の現場管理システムを開発、提供。サーバ内の図面や書類を携帯電話で閲覧できたり、携帯電話で撮った画像をサーバに送信できるなど、現場での利便性を考慮したシステムが特徴です。また金融面では、株式会社ERIソリューションと提携し、大規模改修を行う消費者向けに「ONE・STOP大規模改修住宅ローン」の提供も開始しました。これらインスペクションとリフォームローン、住宅履歴を用いることで、長寿命化リフォームなど大がかりなリフォームにおいても、進行をスムーズなものにしてくれます。長寿命化とデザインをセットで居住者にとって、耐久部の性能向上は手段であって、直接的な夢ではありません。だからこそ、日々暮らす中でほしい機能やデザインなどの要望を的確にヒアリングし、居住性を高めることが大切と協会では捉えています。ジェルコでは建物性能とデザイン性能の融和した高品質のリフォームを提言しており、「長期優良デザインリフォーム」として指針を策定しています。中でも、@耐震性能の向上、A断熱性能の向上、Bバリアフリーの実現、C『美』の評価の4つを必須項目としています。住宅性能については、長期優良住宅の性能基準を目標とし、@?Bに加えて耐久性、維持管理性、可変性などについても考慮しています。またCの美の評価については、居住者が愛着を持つためにも、自ら住宅の美化(デコレーティング)に関わることも大切と説きます。差別化のためにも長寿命化の提案を設備機器の交換といった簡便な工事は競争相手も多く、価格競争に陥りがち。対して長寿命化リフォームは、インスペクションなど誰もが簡単にできないからこそ、早期の取り組みが他社との差別化につながります。そのためにも協会で用意している講習会やセミナー等を活用し、技術と経営のノウハウを同時に習得してほしいと事務局では考えています。<参考>