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335・コスト性能向上リフォームガイドブックバリアフリー編これまで示してきた組込みメニューは、皆さんがその時々に考えているリフォームの内容や程度によって選択してください。大規模な改造を考えているなら「主寝室専用のトイレスペースの確保」、「水回りの一体化」、「廊下の拡幅」などはできそうです。例え費用が何割か増しても、高齢化したときの「自立生活」を容易にするでしょう。また床暖房を設置する程度の改修なら「床段差の解消」などが考えられます。床高を揃えるだけですから、範囲を広げなければ大きな増額工事にはならないでしょう。リフォームの内容や程度に応じたメニュー選択リフォーム内容は、各家庭によって千差万別です。ここに書かれたことをすべてやれるとは限らないし、今すぐに必要ないこともあるかもしれません。できる時にできることから組込んでおくようにしましょう。できることからわざわざ面積を減らす?まだあまり一般的ではないのですが、「減築」は高齢者社会では有望・有効なリフォーム方法の一つと考えられています。例えば、2階建てを平屋にすると、生活空間がすべて1階でコンパクトになって、掃除や外壁の維持管理が楽になります。高齢者には大変使いやすくなるのです。また耐震性や省エネ性も向上できるうえ、固定資産税も減らせる場合があるなどのメリットがあります。増築ではなく減築?