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253・場所別ポイント性能向上リフォームガイドブックバリアフリー編更衣は、洗面台に寄り掛かったり、片手をついて行うことが多いので、洗面台はしっかり固定すること。また数少ない壁面のどこにでも、手すりが付けられるよう下地を入れておいてください。タオルバーも位置を考えて太めにすれば手すりと兼用できます。洗面・脱衣室はトイレよりもさらに肌を露出する場所です。安全な暖房装置を組み込んでおきましょう。床暖房でも良いのですが、赤外線ヒーターや温風ヒーターのように、短時間で暖かくできる機器の方が脱衣室には向いています。リフォームの場合、全体を高気密高断熱化できるケースはまれだからです。洗面所はスポット的な暖房器具以外にも、ドライヤーや衣類乾燥機など消費電力の大きな器具を使用することが多い場所なので、専用回線のコンセントを複数設置しておくことをお勧めします。トイレ以外に洗面・脱衣室にも緊急通報装置の設置も考えておくと良いでしょう。ここがポイント!脱衣室に暖房装置を室内では、まず腰かけて更衣できる広さが必要です。何も置かない床面だけで1.5〜1.8m角のスペースを確保できるようにしてください。これくらいあれば椅子を使って洗面動作もできますし、介助者が付いて浴室まで車いすで進入する場合でも大丈夫でしょう。ただし出入口や、浴室との境の間口は3枚引きの引戸などに変えられるよう、袖壁は撤去できる造り方にしておくことです。図3-30将来使いやすい水回りの改装例図3-31開口幅が広くとれる三枚引戸(「高齢化対応住宅リフォームマニュアル」財団法人日本住宅リフォームセンター)家族用