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性能向上リフォームガイドブックバリアフリー編031・備え事故の起こりにくい住宅に(表1-1〜3とも「増改築相談員の基礎知識2・性能向上リフォーム」財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター)こんなに家の中の事故が多いとは表1-3家庭内の不慮の事故死家庭における事故は改修で防げます一方、家庭内事故死の統計を見ると、年間死者数は1万3千人強と交通事故死よりも多いこと、特に高齢者の比率が高いことがわかります。このデータに含まれない、死に至らない事故まで含めて考えると、住環境で考えるべき予防対策の重要さがお分かりいただけると思います。バリアフリー化の一つの目的は、家庭における事故を防ぐことです。たとえ大きな障害を持つことなく住み続けていても、身体の衰えは進行します。若いときはとっさに体が動いて事故を回避できますが、体力や知覚が衰えてくれば回避能力は低下します。同表で目立つ高齢者の入浴中の溺死などに対しては、暖房対策など、住宅側の手直しだけでも事故を大きく減らせる要素はあるのです。できし資料:2008年人口動態統計