「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅷ
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52[第3章]「住み替え」のための長寿命化リフォーム安心して中古住宅を購入できる市場整備の促進3 「住み替え」リフォームのビジネスモデル3-1買い手の志向を見極めた             買取再販ビジネスモデル● 買取再販事業ではリフォーム前の建物調査が非常に重要。● スケルトンリフォームにより、  長期優良住宅化リフォームの認定基準の性能を満たすことも有効。リフォームビジネスのポイント買い手が抱える「不安」「汚い」「わからない」を払拭する買取再販ビジネス 〜《一般モデル》 買取再販ビジネスは、中古住宅を取得し、性能向上リフォーム等を行った後に、消費者に販売するビジネスモデルです。 買取再販ビジネスでは、その時代のトレンドを的確に把握し、早期に販売可能な立地条件や住宅規模、取得価格とリフォーム費用のバランス、リフォーム工事後の想定販売価格などを見極め、消費者ニーズに相応し、かつ、ビジネスとして成立する物件を取得することが重要です。取得した物件の現状把握が重要 取得した物件は、建物調査を実施し、不具合箇所や程度の確認、住宅性能の把握、リフォーム計画に関連する情報を収集します。再販後のトラブルを回避するためにも、リフォーム工事前の建物調査が非常に重要なプロセスになります。買い手の不安を払拭するため性能向上リフォーム済み物件を供給 建物調査で把握した内容をもとにリフォーム計画を企画・立案します。多くの場合は、可能な限り、スケルトンリフォームを行い、耐久・耐震・断熱性能等を向上させ、新築住宅に劣らない住宅性能を付与します。 このとき、買い手の不安を払拭するためには、長期優良住宅化リフォームの認定基準や民間団体が設定する基準(例:一般社団法人リノベーション住宅推進協議会の適合リノベーション住宅「R5住宅」など)を満たすとともに、かし保険の付保、フラット35の基準にも適合させることも有効です。 これらの基本的な性能向上リフォームに加えて、住設機器の更新や、無垢材の採用等による居住性の向上なども市場に対する訴求力となり、販売時の客付けには重要な要素となります。リフォーム計画の企画・立案販売売買契約・引き渡し保険加入とアフターサービス提供市場性のある物件取得既存建物の現状性能等を把握するための建物調査リフォーム工事(可能な限り、スケルトンリフォームを 行い、性能向上リフォームを実施)

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