「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅷ
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46[第3章]「住み替え」のための長寿命化リフォーム1 「住み替え」リフォームの手順購入検討するものの、中古は不安が多い ある民間会社が実施したアンケートによると、住宅購入検討者のうち過半の人が「中古も検討する」としており、住宅取得者の中古住宅への関心が高いことがわかります。 ところが、住宅購入者のうち検討段階に「中古住宅を見た人」の約6割が購入意欲が減退したといいます。 「中古住宅を検討したにもかかわらず購入しなかった理由」については、図3−1に示すように「新築の方が気持ちよいから」という理由が最も多くなっていますが、住宅の性能や価格にまつわる不安、また購入後のリフォームや維持管理面での不安も多く挙げられています。買い主から見た中古購入の課題 表3−1は、中古住宅に対する購入検討者の不安要因を挙げたものです。図3−1とあわせて、中古住宅の売買における過程で「買い主」からみた課題について整理すると、以下のような項目が挙げられ、その多くは「不安」「汚い」「わからない」といった他人が居住していた中古住宅特有の課題といえます。【品質・性能・価格面】 ・見た目だけで「住宅の品質」を確認しにくい ・他人が使っていたので見た目が汚く感じる ・履歴がなく「瑕疵の有無」までわからない ・品質と価格が妥当なのか判断できない ・個人相手では保証が付かないことが多い【融資・税金面】 ・中古住宅は住宅ローンを借りにくい ・リフォームする際は、住宅購入費用とリフォーム費用の総額を視野に入れてローンを考えなければならない ・耐震基準を満たしていれば税優遇を受けられるが、証明しにくい【購入手続き面】 ・購入までの手続き、中古購入+リフォーム費用の全体の価格などわかりづらい中古流通とリフォーム業界の関わり こうした阻害要因を取り除いていくためにリフォーム業界からはどのような対応・支援が可能でしょうか。 従来から中古流通にリフォームが伴う際には、図3−2に示す2つのモデルがあります。 「売り主が売買の前にリフォームを行う場合」と「買い主が売買の後にリフォームを行う場合」です。いずれにおいても、 図3−2に示すような課題を抱えています。 これまで、中古住宅の売買に際してのリフォームについて、不動産仲介業者と緊密に連携して、売り主や買い主に対する営業活動を積極的に行うリフォーム事業者は多くはありませんでした。 しかし、中古流通の過程において、不動産仲介業者の専門ではない「住宅の品質」や「瑕疵の有無」などについては、既存住宅・建築についての専門性を有するリフォーム事業者の活躍の場は少なくないと考えられます。● 中古住宅の購入意欲はあるものの、性能や品質面での不安が多く  実際の購入になかなかつながっていない実態があります。● こうした不安要因の払拭に、建物調査やリフォームは非常に有効です。  中古住宅とリフォームの一体的な提供が、流通を活性化させるといえます。ここがポイント!1-1 中古住宅流通とリフォームの関係住み替え時の不安要因の払拭のためには、「中古住宅購入+リフォーム」統合サービスが有効です

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