「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅷ
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41「住み続け」リフォームのビジネスモデル高齢者の「住まいと暮らし」を守り「住宅資産」を継承する地域専門家集団 埼玉県内の住宅の設計者・工務店・職人や不動産、税務・法律等にかかわる専門家が参画し、市民や地域の社会的活動団体や行政と共助の仕組みで、住まい手・住まい・街並みの実情に即して、「いえやまちの再生」を図っていこうとする一般社団法人です。 身体や精神に障害をきたした高齢者は福祉の対象となるが、元気で自宅で暮らす高齢者の住宅や暮らしの支援は公による福祉にはそぐわない。この部分のケアは市民運動として民間による対応が適切であり、同会議の取り組みは、ここに該当する活動といえます。ワンコインで住まいの悩みに対応 埼玉いえ・まち再生会議では、加入者が3,000円の加入金で6回の住まいに関する相談(1回当たりの相談料:500円)を受けることができる「いえ・まち銀行」チケットを発行しています。 このチケットを利用する加入者の下へ派遣された相談員は、住まいの修理や維持に関するさまざまな相談を受け付け、相談内容に応じて、適切な同会議の賛助会員(工務店や職人等)をコーディネートし相談内容の解決を図っています。 同会議には、工務店のほか、建材・住宅設備、内装、屋根、畳、水道、左官、不要品回収の各専門業者が賛助会員として登録されており、<住まいの修理>、<暮らしの支援>、<住み替えのお手伝い>など、実際の住まいの点検・修理、生活サービス、物件探し等の活動は、賛助会員である専門家が責任をもって行っています。● 情報弱者と言われる高齢者に寄り添い、住宅を資産として継承。● 専門家ネットワークにより、  建築に限らず、高齢者の住まい・暮らしに関するニーズに親身に対応。リフォームビジネスのポイント住宅に関係する専門家集団が、高齢者の「住まいと暮らし」を守り「住宅資産」を継承する活動を展開 〜(一社)埼玉いえ・まち再生会議いえ・まち銀行への加入(3000円で6回の相談ができるチケット)相談員が訪問し、相談対応加入者からの相談・問合せ住まいの管理、暮らしの支援、住み替えのお手伝いなどに対応工務店等の賛助会員が現地調査を経てリフォームプランを提案必要に応じて、会に属する専門家を派遣お客様と賛助会員の間で契約・施工高齢者の「住まいと暮らし」を守り、「住宅資産」として継承<リフォームを実践する場合>

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