「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅷ
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31長寿命化リフォームの技術と手順表1−10 長寿命化リフォームにおけるインスペクションの内容例       (既存住宅売買瑕疵保険の検査項目より)出典:国土交通省「既存住宅インスペクション・ガイドライン」図1−26 既存住宅のインスペクション出典:国土交通省「住宅瑕疵担保責任保険[現場検査]講習テキスト」をもとに作成部 位構造耐力上主要な部分に係るもの雨水の浸入を防止する部分に係るもの①基礎(立ち上がり部分を含む)●幅0.5mm以上のひび割れ  ●深さ20mm以上の欠損●コンクリートの著しい劣化   ●さび汁を伴うひび割れ、欠損  ●鉄筋の露出−②土台および床組●著しいひび割れ、劣化、欠損−③床●著しいひび割れ、劣化、欠損  ●著しい沈み●6/1,000以上の勾配の傾斜−④柱および梁●著しいひび割れ、劣化、欠損  ●梁の著しいたわみ●柱の6/1,000以上の勾配の傾斜−⑤外壁および軒裏【乾式仕上げ、タイル仕上げ(湿式工法)、塗壁仕上げ等】●下地材まで到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ、剥落●複数の仕上材にまたがったひび割れ、欠損●金属の著しい錆び、化学的侵食 ●仕上材の著しい浮き◎外壁(開口部を含む)●シーリング材の破断、欠損●建具の周囲の隙間、建具の著しい開閉不良◎軒裏●シーリング材の破断、欠損●軒裏天井の雨漏りの跡⑥バルコニー●支持部材、床の著しいぐらつき、ひび割れ、劣化●防水層の著しい劣化、水切り金物等の不具合⑦内壁【乾式仕上げ、タイル仕上げ(湿式工法)、塗壁仕上げ等】●下地材まで到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ、剥落●6/1,000以上の勾配の傾斜●雨漏りの跡⑧天井【乾式仕上げ、塗壁仕上げ等】●下地材まで到達するひび割れ、欠損、浮き、はらみ、剥落●雨漏りの跡⑨小屋組(下屋部分を含む)●著しいひび割れ、劣化、欠損●雨漏りの跡⑩屋根−●屋根葺き材の著しい破損、ずれ、ひび割れ、劣化、欠損、浮き、はがれ●防水層の著しい劣化、水切り金物等の不具合全部位共通●著しい蟻害 ●著しい腐朽等−既存住宅に係る一次的なインスペクション=既存住宅現況検査既存住宅に係る二次的なインスペクション=既存住宅診断性能向上インスペクション概要・既存住宅の現況を把握するための基礎的なインスペクション・劣化の生じている範囲や不具合の生じている原因等を把握するための詳細なインスペクション(耐震診断等)・性能向上リフォーム実施時の住宅性能の把握主な利用場面・中古住宅の売買時に補修工事の必要性等を把握するとき・維持管理時に現況を把握しようとするとき(定期的な点検)・リフォーム工事実施前に対象範囲を特定しようとするとき・一次インスペクションで詳細な検査が必要とされたとき・リフォーム工事の実施時□省エネ、バリアフリーリフォーム等□内装、設備リフォーム等活用インスペクションの結果を住宅履歴情報として蓄積するなどにより活用=既存住宅診断既存住宅に係る二次的なインスペクション=既存住宅現況検査既存住宅に係る一次的なインスペクション性能向上インスペクション1739555284106

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