「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅷ
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18[第1章]ストック型社会における長寿命化リフォームの重要性新築は2020年に省エネ基準が義務化 2015年、「COP 21」(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)がパリで開催され、日本は温室効果ガスの排出量について2030年度までに26%削減(2013年度比)を公約しました(家庭部門は39%削減)。 こうした流れのもと、住宅部門においても低炭素化に向けてのロードマップが策定され、新築住宅は2020年までに省エネ基準への適合が義務化されました。2050年には全ての住宅でゼロエネルギーの実現が掲げられています。 こうした動きにあわせ、現行の省エネ基準に基づいて建設される新築住宅に比べて省エネルギー性能が低い既存住宅において、一層の省エネルギー化をめざしていく必要があります。断熱リフォームで省エネ性能を向上 省エネ改修としての断熱工事には、壁・天井・屋根・床下へのグラスウールやウレタンフォームなどの断熱材の充填、開口部の複層サッシへの交換などが挙げられます。他に、換気扇を省エネ型・熱交換形タイプに交換することでも、熱のロスを抑え、省エネルギー化が図れます。 木造住宅は床下から外気が入り込み、間仕切り壁などを通って天井から外に漏れる場合が多く見られます。このすき間をふさぐ気密性能の向上も、既存の断熱材の効きを良くする効果があります。 ほかにも、家庭で消費されるエネルギーのうち大きな割合を占める給湯機を高効率な機器に交換することや、照明を省エネタイプのものに交換することも、省エネルギー化につながります。③省エネルギー性能地球温暖化対策とあわせ、住まいを快適な温熱環境に● 省エネルギー性能の獲得は今や世界的な課題です。● 既存住宅においても、  断熱性能の向上などが  急務となっています。ここがポイント!性能項目等長期優良住宅の認定基準の考え方省エネルギー対策●必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。 ・評価方法基準に定める断熱等性能等級4の基準(建築物省エネ法に基づく建築物エネルギー消費性能基準相当)に適合すること。図1−18 省エネルギー改修を行う部位・手法の例天井断熱天井の上に断熱材を入れる壁断熱壁の内側または外側に断熱材を入れる。壁の上下には気流止めを実施床断熱床下に断熱材を入れる屋根断熱屋根の勾配に沿って断熱材を入れる内窓で、窓を二重にするサッシごと交換するガラスだけを交換する窓換気扇の交換省エネ型・熱交換形換気扇に交換する

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