「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅶ
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612.「住み続け」のためのリフォームタイプ概要特徴完全同居型●家族の寝室などプライバシー面を分け、その他の家のスペース(居間・キッチン・トイレ・浴室など)や設備は共用で使用。親世帯と子世帯がひとつの家族として生活する家にすることとなる。●間取りは一般的に、1階に二世帯の共用部分である「玄関」「リビング」「キッチン」「浴室」「トイレ」などを配置し、2階にそれぞれの家族の寝室や子世帯には子供部屋を配置。●どちらかの部屋にミニキッチンやトイレ、洗面所・シャワーブース等を配置する例もある。●共用の設備等を原則として設けないため、二世帯住宅化リフォームに当たっては、最小限の間取り変更等のレベルで対応可能。●プライベートの確保、生活費負担の明確化、柔軟な利活用は困難。完全分離型1棟の建物を「上下」あるいは「左右」に分離してそれぞれに個別の住宅として成立する機能を持たせたもの、庭や通路でつないだ2棟タイプのものがある。【左右完全分離型】 1棟の建物を「左右」に完全に分離。玄関を別々に設け、それぞれ独立した住宅としての機能をすべて持つ間取りを有する。【上下完全分離型】 1棟の建物を「上下」に完全に分離。外階段を設け、上階にも専用の玄関を配置する。【完全分離型2棟タイプ】 ひとつの敷地に二世帯がそれぞれ独立した住居を建築するタイプ。住戸間には庭や通路などを設けて二世帯が行き来する。●各世帯のプライベートが守られやすく、また、光熱費・公共料金等の費用負担が明確化される。●将来の賃貸化など、柔軟な利活用が可能。●設備等が重複するため、工事費・維持管理費等のコストは高くなる。部分共用型●二世帯の住まい方の希望や状況に応じて、設備の一部を共有するタイプ。●以下の例のように、多様な間取りのプランがあり得る。・ 「玄関」のみ共有型・ 「玄関・浴室」のみ共有型・ 「玄関・浴室・居間」のみ共有型●住宅の規模や各世帯のライフスタイル等にあわせ、共用する内容の範囲について設定が可能。●使い方のルール化の事前調整等が必要。●プライベートの確保、生活費負担の明確化、柔軟な利活用は困難。表2−2 二世帯住宅の形態別概要・特徴図2ー2 【親世代の意識】高齢期における子どもとの住まい方出典:高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査結果(内閣府)平成23年元気なうちは別居し、自分または配偶者の日常生活に不便がでてきたら同居したい01020304050100%60708090同居したい10.0%元気なうちは別居し、自分または配偶者が要介護・要支援状態になったら同居したい 3.1%配偶者がいなくなったら同居したい2.9%孫ができたら同居したい0.6%子どもが近くにいれば別居でも良い38.2%別居したい10.4%その他0.7%子どもはいない13.9%わからない10.9%無回答1.5%7.8%図2ー3 【子世代の意識】親(配偶者の親も含む)との住まい方親が元気なうちは別居し、自分または配偶者の親の日常生活に不便がでてきたら同居したい01020304050100%60708090同居したい17.7%親が元気なうちは別居し、自分または配偶者が要介護・要支援状態になったら同居したい5.2%親の配偶者がいなくなったら同居したい2.9%子どもができたら同居したい0.3%親が近くにいれば別居でも良い23.3%別居したい12.4%その他1.8%親はいない9.9%わからない13.0%無回答2.2%11.5%

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