「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅶ
25/180

192.長寿命化リフォームの技術と手順表2−1 長期優良住宅の認定基準(増改築も含む)表2−2 リフォームのタイプ別分類図2ー1 長寿命化リフォームで備えるべき住宅性能耐久性能耐震性能省エネルギー性能バリアフリー性能リフォームのタイプ目的内容(1)メンテナンス・  修繕・設備更新新築時の性能への回復●メンテナンス:点検、キズ・汚れ、雨漏りなどの修理●修繕:主要構造部の修繕、屋根・外壁の塗装・修繕など●設備更新:キッチン、浴室・トイレ・洗面室などの設備の更新。給湯機など設備機器の更新(2)性能向上新築時以上の住宅性能へ改良耐久性能、耐震性能、省エネルギー性能、バリアフリー性能など、新築時よりも求められる性能水準が上がってきたもの(3)模様替え・   増改築など住まい手のニーズの変化に合わせた更新・生活改善間取り変更、インテリアの改善、家族の成長・独立などに伴う増築・改築・減築など経年劣化(物理的劣化)直射日光や風雨などの影響による化学的、物理的に劣化機能的劣化高機能化した新製品の開発により、相対的に陳腐化する状態建物の劣化のタイプ長寿命化リフォームで備えるべき住宅性能社会的劣化新たな社会的要求や水準の登場によって生まれた、相対的なギャップ長寿命化には(2)(3)が欠かせない機能回復に留まる性能項目等認定基準の考え方劣化対策●数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること。 ・通常想定される維持管理条件下で、構造躯体の使用継続期間が少なくとも100年程度となる措置。耐震性●極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること。 ・大規模地震力に対する変形を一定以下に抑制する措置を講じる。可変性(共同住宅・長屋に適用)●居住者のライフスタイルの変化等に応じて間取りの変更が可能な措置が講じられていること。(共同住宅) ・将来の間取り変更に応じて、配管、配線のために必要な躯体天井高等を確保すること。維持管理・ 更新の容易性●構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること。 ・構造躯体等に影響を与えることなく、配管の維持管理を行うことができること。 ・更新時の工事が軽減される措置が講じられていること 等。バリアフリー性●将来のバリアフリー改修に対応できるよう共用廊下等に必要なスペースが確保されていること。 ・共用廊下の幅員、共用階段の幅員。 ・勾配等、エレベーターの開口幅等について必要なスペースを確保すること。省エネルギー性●必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること。 ・建築物省エネ法に規定するエネルギー消費性能基準等に適合すること。居住環境●良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること。住戸面積●良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。

元のページ 

page 25

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です