「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅶ
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1333.空き家のリフォーム・再生事例【町家体験ゲストハウス『ほんまちの家』】 設計・施工:(合)住まい・まちづくりデザインワークス(東京都新宿区)●建物の築年:1938(昭和13)年 ●建物:木造2階建て(石場立て、町家)●施工面積:約140.0㎡/延べ面積:173.78㎡ ●工期:約6ヵ月●リフォーム費用:約1,000万円(見積り時点)リフォームの動機●「高岡まちっこプロジェクト」のメンバーが、空き家を改修したシェアハウス・シェアビズを開設● その次のプロジェクトを検討するため空き家ツアー等を行っていた際、いい物件に出会い、改修して活用することとした事業者選定の決め手● 「高岡まちっこプロジェクト」の活動のアドバイス等をしてくれていた大学教授に相談し、紹介してもらった以前の維持管理状況●1971(昭和46)年に大規模改修が行われ、外壁下に基礎が敷設されたリフォームの概要●耐震性の向上● 古くからの建具(他地域からの買い付けのものもあり)や五右衛門風呂のの活用等による町家の雰囲気・不便さの維持●ワークショップ形式の活用による建物利用のコンセプト検討、仕上げ等の実施主な長寿命化リフォーム耐震改修●足固め、束の入替え、面格子壁・面材補強、柱頭柱脚金物による耐震性の向上●Iw値0.2⇒0.7断熱改修●床下、天井裏への断熱材の敷設バリアフリー改修●段差の軽減、トイレへの手すり設置劣化対策や維持管理の容易性●従前台所だった箇所の床下の修繕長寿命化リフォームの評価住環境や住まい手の生活の向上面● 耐震性などの基本性能が向上し、台所・トイレ等の設備が更新されている長期使用と利活用可能性● 耐震性が向上し、また、20年程度放置されていた空き家が日常的に利用する状態となったことから、今後も利用されやすい状況となっている個人や社会の資産となる価値や流動性の付与● 断熱性や気密性、高齢者対応等については十分には向上していないものの、基礎的な性能が担保されることで、市場的な価値もある程度確保されている● 計画、施工に周辺住民等も参加するなど、建物全体が地域に受け入れられるようになっている良好な街並み・景観形成への寄与● 町家の竪格子(さまのこ)がアルミ製から木製に戻されるなど、かつての佇まいが復元されているリフォーム概要基本情報耐 震バリアフリー断 熱劣化対策維持管理

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