「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅶ
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1131.空き家の利活用と再生手法アプローチ(住宅形態)運用イメージ①賃貸用の戸建て住宅にする●現状の建物をそのまま賃貸住宅として貸し出すようなケース●基本的な住宅性能を付与するが、低コストでのリフォームが必要な場合、耐久性や 耐震性などの基本性能のみ向上させ、内装等の更新を賃借人に委ねる契約方法等も可能②複数戸の賃貸住宅にコンバージョン化●建物について、複数住戸に分割したうえで賃貸住宅として貸し出す●一部を自宅、一部を賃貸住宅といった使用の検討も可能③シェアハウス化●既存の間取りを生かして戸建てシェアハウスとして転用する●キッチンやリビング、水回りを共用部、居室を個室専有部として使用するイメージ表1ー11 戸建て空き家を賃貸住宅化するアプローチ例アプローチ(住宅形態)運用イメージ宿泊施設としての活用●コテージや体験宿泊施設、簡易宿泊施設等●木造住宅に泊まったことのない子どものための体験宿泊施設等*特区による賃貸住宅のゲストハウス活用も可能店舗・飲食店としての活用●店舗や飲食店へのコンバージョン●古民家や町家等はとくにマッチさせやすいコミュニティ施設としての活用●集会所、介護施設、子育て施設、図書館等、地域のコミュニティに寄与する施設として活用●用途の性質上、賃料をとらない「無償貸与」のケースも多目的スペースとしての活用●地域の歴史や伝統工芸を学習・体験する体験交流施設●博物館、資料館、アートスペース等、多目的スペース等表1ー12 戸建て空き家の「非住宅」への転用例建物の部位所有者が実施すべきリフォーム備考構造部●耐久性、耐震性については必ず所有者側でリフォームを実施●雨漏り等の劣化対策も不可欠原則として入居者に関与させない間取り・設備機器●日常生活を送れる最低限の補修や機器交換、必要なリフォーム等を実施●フルリフォームして積極投資し、新築物件並みの賃料確保をめざす「リノベーション賃貸」的なアプローチも考えられる最低の修繕等に留め、代わりに入居者が改装できる余地を残すことも考えられる内装●内装工事の実施により、早期に入居者が決まる可能性が高まる●現状または最少の改装に留め、入居者の改装自由度を高める手法もある事前に予算限度を決め、入居者の意向を汲んだ改装を実施する形態もある(壁紙など)表1ー13 空き家の賃貸化に際して実施すべきリフォーム例

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