「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅶ
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94第2章 住まい(居住中・これから住む家)を長寿命化するためのリフォーム築浅でも建物調査を実施 中古住宅の買取再販事業を手掛けるリビタは、8棟目の再販物件「西荻窪の家」において、販売価格内に100万円分の改装費用を組み込むという試みを行いました。内装の選定に際しては、セルフビルドを支援する内装材等のセレクトショップである「toolbox」と提携し、豊富な改装メニューを提示して住まい手のライフスタイルをサポートしています。住宅性能を高めるリフォームを この事例に限らず、同社の再販物件ではスケルトンリフォームにより、耐久・耐震・断熱性能等を一新。長期優良住宅化リフォームのA基準を満たすと共に、一般社団法人リノベーション住宅推進協議会の適合リノベーション住宅「R5住宅」や、かし保険付保、フラット35にも適合させることを標準としています。 基本的な住宅性能に加えて、住設機器の更新や、無垢の床材の採用等により、住環境や居住性を向上させています。暮らし方に合わせて内装等をカスタマイズ 一方で、間取りについては居室ごとの間仕切りをつくらず、可変性の高い空間にしています。 こうした空間を同社は「編集可能な“箱”」と呼んでおり、購入者が暮らし方に応じて壁や収納等をしつらえたり、内装に手を加えるなど、好みに合った空間へとカスタマイズできる余地をあえて残しています。 この事例では、内装コーディネーターとして(株)TOOLBOXと提携。同社は内装や外構等の素材やパーツ、職人による工事サービスを提供するウェブショップ「toolbox」を運営しており、内装工事やDIYアイテムの提供を通してその後の家づくりをサポートしています。リビタも購入者向けにtoolboxのアイテムの中からお薦め商品を100種類ほどピックアップし、カスタマイズをサポートしました。 こうしたカスタマイズやメンテナンスによって、リビタは住まい手に「自ら丁寧に手を入れる暮らし」を実現してほしいと考えています。●戸建て住宅の買取再販事業。スケルトンリフォームで 長期優良住宅化リフォームA基準の性能を満たす●可変性のある間取り、手を入れられる素材の採用、 内装・DIYサービス等の仕組みによって、 住まい手に家づくりの関与度を高め、愛着を醸成 長寿命化リフォームのポイント4-6 「住み継ぎ」のためのリフォーム事例②  長期優良仕様の戸建て再販物件に   100万円分の内装費を組み込み、   ユーザーのカスタマイズ志向に応える住み継ぎ

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