「長寿命化リフォーム」の提案Ⅵ
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893.リフォーム事例とビジネスレポート①ヒアリングと事前チェック お客様からリフォームの相談を受けると、まずご自宅にうかがい、現状建物についてお困りの点やご要望をうかがいます。その際、過去に実施した修繕やリフォームの履歴、既存図面類の有無も確認します。 同時に、目視による簡易な事前チェックを実施します。図面がない場合は新規に作成するため、採寸等も行います。 次回の現場調査のため、併せて点検口の有無も確認し、ない場合には点検口を新たに設置してもよいかをお客様に確認します。②現場調査と既存建物診断 建物の現状性能を確認するため、初回の事前チェックをもとに建物検査を実施します。一般的な調査方法としては、現状建物調査チェックシートをもとに、朝9時〜午後3時くらいまで2名で調査を行います。 主に目視による劣化の確認のほか、水平器や鉄筋センサー、シュミットハンマー等の工具も用い、非破壊検査も実施。また、建物と地盤との取り合いや、隣家との位置関係等もチェックします。また設備機器については使用年数や耐用年数、劣化度を確認するほか、エアコンや冷蔵庫、テレビなどの家電品についても購入年や製品名を確認し、電気料金など省エネ度の確認をします。 耐震性能についても可能な限り調査し、必要に応じて区で実施している無料耐震診断を活用する場合もあります。③診断結果の説明 現場調査をもとに作成した「現状建物調査チェックシート」「耐震診断書」「現状建物の評価書」と、図面と、調査写真をセットにして提示し、建物の現状性能を説明します。 この段階ではとくにリフォーム後のプランを示さず、お客様の現状掌握と「自らの納得」を最重要視します。耐震リフォームの流れヒアリングの際に使用する「事前チェックシート」。床下や天井裏に入って劣化状況を確認します。亀裂は幅、長さ、深さ、亀裂部分の状況を確認し、リフォーム内容に反映させます。

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