「長寿命化リフォーム」の提案Ⅵ
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713.リフォーム事例とビジネスレポート耐 震バリアフリー断 熱【Y邸】 設計:(有)アーキ・キューブ(岐阜県岐阜市)●建物の築年:1985(昭和60)年●建物:木造2階建●施工面積:124.6㎡/延べ面積:124.6㎡(従前:103.5㎡)●世帯構成:夫婦(50歳代)●工期:約5ヵ月●リフォーム費用:2,300万円リフォームの動機●生涯この家で暮らし続けたいとの思いから●子どもたちの帰省時に家族みんなで過ごせ、泊まれるような住宅にしたかった*売却して他の土地で住宅を探すことも考えたが、子どもたちが育った馴染みのある土地で暮らすことを選択*長期優良住宅化リフォーム推進事業を利用すると補助金を得られることを知り、同事業を利用してリフォームを行うことを決意事業者選定の決め手民間団体セミナーを受講した際に、講師を務めた事業者に依頼することを前提に、リフォーム工事の内容を相談以前の維持管理状況10年ほど前に外壁の手入れを行ったことはあったが、特に維持管理を気に掛けていたわけではなかったリフォーム概要実現できたこと●耐震診断に基づく耐震補強  ●バリアフリー化  ●省エネリフォーム●2階に部屋を増設(増築面積:21.13㎡)●自然素材を用いた健康的な住宅(ぎふ性能表示材の使用)実現できなかったことさらに大きな面積を増築したかったが、コストがかさむため断念主な長寿命化リフォーム耐震改修●テラス増設に伴い基礎を増設  ●構造計算に基づく耐震壁の増設、筋かいの設置を実施●平成12年告示相当のホールダウン金物による基礎と土台の緊結●屋根の軽量化による耐震性能の向上●上部構造評点:0.18→長期優良住宅化リフォームS基準を達成断熱改修●断熱材の補充、断熱材のズレなどの更新等部分的な断熱補強バリアフリー改修●段差解消(親の居住空間を予定している和室のレベルに合わせてフラットフロア化)劣化対策や維持管理の容易性●さや管ヘッダー方式の採用●排水管の更新長寿命化リフォームの評価住環境や住まい手の生活の向上面●耐震性、断熱性・気密性が向上し、安心して暮らせるようになった●水回りの使い勝手を向上させるとともに、浴室・洗面脱衣室を広くすることにより加齢に伴う使いやすさにも配慮している●耐震補強を行った1階の上階に新たに居室を設け、2階に3部屋を確保し、大人数で生活可能な間取りに変更している長期使用と利活用可能性●水回り等の空間の間取り変更にあわせて、既存壁を撤去し、基礎の増設及び耐震壁増設により耐震補強を行うことにより、住宅の耐震性を向上させている個人や社会の資産となる価値や流動性の付与●ほぼ同じくらいの年代に建てられた閑静な戸建て住宅地に立地しており、リフォーム工事を実施したことにより近隣の物件と比較して競争力が向上したと思われる良好な街並み・景観形成への寄与●道路に面する南面に木造テラスを増設したことから、建物のファサードに変化が生まれている●リフォーム後に外構工事を予定しており、和モダン風で坪庭的な外構工事を行うことを予定リフォーム概要基本情報劣化対策維持管理

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