「長寿命化リフォーム」の提案Ⅵ
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68第2章 住まい(居住中・これから住む家)を長寿命化するためのリフォームスケルトン化してフルリフォーム 建物は1985(昭和60)年、施主は50歳代のご夫婦。生涯この家で暮らしたいと思い、また独立した子どもたちが帰省した際に家族全員で過ごせ、泊まれるような住まいを目指しました。 売却して他の土地で住宅を探すことも考えましたが、子どもたちが育った馴染みのある土地で暮らすことを選択。長期優良住宅化リフォーム推進事業を利用すると補助金を得られることを知り、同事業を利用してリフォームを行うことを決めました。これにより、築30年近い建物が新築同様の性能と住環境に一新しました。 リフォームに際しては、まず詳細なインスペクションを行って住宅の状態を把握したうえで、スケルトン化して建物全体の耐震改修と部分的な断熱改修等を実施。住宅の状態に合わせた経年劣化箇所の補修も実施しています。外構工事でたたずまいも向上 間取り面では、耐震補強を行った1階の上階に新たに居室を設け、2階に3部屋を確保し、大人数でも生活可能な間取りに変更しました。これは、将来的に親子二世代での同居も意識しています。1階は水回りの使い勝手を向上させるとともに、浴室・洗面脱衣室を広くすることにより、加齢に伴う使いやすさにも配慮しています。 工事後、実際に暮らし始めての感想は、「鉄筋コンクリート造の住宅のようにしっかりしており、窓からの冷気も感じない。間取りも使いやすく、細かなところまで設計してもらったことを体感しています」とご主人。 今後は外構工事を検討しており、和モダン風な坪庭的な外構をしつらえる予定です。エクステリアも現代風にグレードアップすることによって、いっそうまちに溶け込んだ美しい住まいになることでしょう。3-3 「住み続け」のためのリフォーム事例③ 家族が集まれる家にするため 長期優良住宅化リフォームで 新築並みの住宅性能に●長期優良住宅化リフォームで新築並みの性能を付与●インスペクションを行って住宅の状態を正確に把握●親との同居や子どもたちの帰省に備え、2階部分を増築長寿命化リフォームのポイント外装も一新、新築以上の価値が生まれたと喜ばれています。住み続け

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