「長寿命化リフォーム」の提案Ⅵ
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633.リフォーム事例とビジネスレポート耐 震バリアフリー断 熱劣化対策維持管理【K邸】 設計:トヨダヤスシ建築設計事務所(京都市下京区)施工:(株)じょぶ 左官:豊田工業所●建物の築年:1998(平成10)年●建物:木造2階建て●施工面積:103.1㎡/延べ面積:103.1㎡●工期:約5ヵ月●リフォーム費用:1,200万円(税込)リフォームの動機●子どもの成長を機に新たな住まいを探していた●当初は自宅を売却しそれを資金として家を新築することとしていたが、うまく買い手がつかず、資金面等理由からリフォームを実施事業者選定の決め手地域のビルダーが建築士を入れて建てた住宅だったが、不具合があったため、リフォーム・改修は別の事業者とすることとし、リフォーム・改修の設計の実績のある妻の親族だった設計事務所に依頼以前の維持管理状況…リフォーム概要実現できたこと●鋼板サンドイッチパネルを用いた内張りによる耐震性・断熱性の向上●床下への断熱材の敷き込み、床からの気流止め、サッシ交換等による断熱性の向上●水回りを中心とした間取り変更・家事動線の整理●建具の変更等によるバリアフリー化●玄関の木製建具への変更、木製柵の設置等による外観への配慮実現できなかったこと【コスト面の理由から】一部、既存窓への内窓設置主な長寿命化リフォーム耐震改修●筋交いの補強、火打金物の設置、基礎クラックの補強●鋼板サンドイッチパネルを用いた内張りによる耐震断熱補強 等●上部評点:0.16⇒1.17断熱改修●鋼板サンドイッチパネルを用いた内張りによる断熱強化●床下断熱、サッシ交換、リビングの窓への断熱ブラインドの設置 等●Q値:4.95⇒3.17W/㎡・K獲得バリアフリー改修●1階キッチンと和室の段差を解消●開き戸を引き戸に変更し、扉の下枠の段差を解消劣化対策や維持管理の容易性●床下・小屋裏の点検口の設置●バルコニーの防水補修●キッチン換気扇にフード設置長寿命化リフォームの評価住環境や住まい手の生活の向上面●断熱性・気密性、耐震性が向上し、安心して住めるようになった長期使用と利活用可能性●家事動線が間取り変更により整理され、居住性が向上●もともと大壁の住宅だったため、改修後も大壁となったが、仕上げを無垢材や塗り壁とするなど、内装に自然素材を多用している個人や社会の資産となる価値や流動性の付与●住宅の性能が上がり、建物単体での価値も上昇したと思われる良好な街並み・景観形成への寄与●外壁そのものは、ハードの状況、予算の有無等から手をつけなかったものの、アプローチ、エントランス周りに木の素材のものを導入することにより、街並みへの配慮がされているリフォーム概要基本情報

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