「長寿命化リフォーム」の提案Ⅵ
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60第2章 住まい(居住中・これから住む家)を長寿命化するためのリフォーム3 リフォーム事例とビジネスレポート築浅でも建物調査を実施 ライフステージの変化は、自宅をリフォームする絶好の機会です。Oさんは子どもの成長を機に、これまでの雰囲気を一新するために、間取り・内装デザインを変更し、性能を向上させました。 もともと自宅を売却したうえで別の場所での新築も検討しましたが、資金面の制約からリフォームを実施しました。平成10年竣工と築浅の建物でしたが、詳細な建物調査を行うことで性能的な問題を把握し、長寿命化リフォームを施していきました。住宅性能を高めるリフォームを 当初、地震や寒さ対策は通常リフォームとは別に実施する予定でしたが、構造耐力・断熱性の向上を図ることが可能となる鋼板サンドイッチパネルを事業者がメーカーと開発・採用し、同時に性能向上させました。 室内の間取りについては、洗濯機が1階で物干し場が2階といった家事動線の使い勝手の悪さの解消を中心に改修していきました。1階は、元のLDKと隣接する和室も取り込んで広いLDKに変え、キッチンの位置も移動して機能的かつ室内を広く使える間取りに変更しました。リビングの開口部には屋外デッキもしつらえたため外部とのつながりも生まれ、より広い開放感が生まれています。対して2階は、2室を広い1室にまとめて寝室+フリースペースとしましたた。 外装については、比較的状態が良好だったため、外壁には手をつけていません。ただ、玄関扉の交換や木製の柵の設置等によって、道路側から見て温かみのあるようなファサードとすることを目指しました。省エネルギー化に向けた日射遮蔽も兼ね、庭には木製塀や遮蔽スクリーン、植栽スペースなどを設置、エクステリアのイメージも一新しています。3-1 「住み続け」のためのリフォーム事例①  子どもの成長を機に   自宅をリフォーム 新生活のために住環境を一新●子どもの成長を機に間取り・内装を変更し、 従来の雰囲気を一新●築浅物件だが建物調査を行い、性能的な問題を把握●可能な範囲で外観に配慮長寿命化リフォームのポイント改修後のファサード。開口部の断熱性向上のため、居室は高断熱のサッシに交換しています。住み続け

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