「長寿命化リフォーム」の提案Ⅵ
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1212.賃貸空き家の利活用と再生手法表2ー1 賃貸ストックの競争力低下要因例(劣化状況別)図2ー1 賃貸住宅の空き家率推移出典:総務省「平成25年住宅・土地統計調査」劣化の種別主な事象例(競争力が劣る要因)物理的劣化経年劣化など、天候等の影響による化学的・物理的劣化●RC造やALC造ストック等の登場により、木造、軽量鉄骨造等の建築工法が 相対的に陳腐化●築年数の経った物件が賃借人から敬遠される傾向にある●外装や外観デザインが補修・リフォームされておらず、景観が低下         など機能的劣化高機能化した新商品等の登場により、相対的に陳腐化●和室(畳敷き)⇒洋室(フローリング等)志向●和式便器の敬遠●3点ユニットバス等の敬遠●バランス釜の浴槽⇒給湯器・バスタブ別、シャワー設備が当たり前に●賃貸でもシステムキッチン、洗面化粧台の普及                 など社会的劣化新たな社会的水準の登場によって生まれた相対的なギャップ●専有面積や基本モジュールの狭さ●住設機器への要求水準の向上(「浴室なし」「トイレ共同」といった仕様が敬遠される)●オートロック玄関、カメラ付きインターホン、エレベーター、宅配ボックス等、共用設備の充実                                      など0% 20%   40%    60% 80%  100%  賃貸用の住宅52.4%その他の住宅38.8%売却用の住宅5.0%二次的住宅3.8%表2ー2 賃貸ストックの競争力低下要因例(社会的要因別)種別主な事象例(競争力が劣る要因)人口減少●地域の人口が減少したことによる賃貸需要の減少エリアニーズとのミスマッチ状況●地域における賃貸需要と、賃貸ストックのタイプがマッチしていない (単身者向け/ファミリータイプ等)新築賃貸ストックの供給過多●相続税等の節税対策としてアパート建設等がなされることによる、市場を無視した 新築賃貸ストックの供給検索性における不利要素●インターネットの賃貸物件検索では、主に「築年」「駅からの距離」「面積」等でソートされるが、これらの項目で不利な要素があると検索上位に抽出されず、閲覧者である賃貸住宅入居希望者の目に届かず、必然的に競争力が落ちてしまう空き家の半数以上を賃貸住宅が占めている

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