「長寿命化リフォーム」の提案Ⅵ
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1191.空き家の利活用と再生手法リフォームなしでも賃貸化が可能 使わない戸建て住宅を貸したいが、十分なリフォーム費用がかけられない場合、JTI(移住・住みかえ支援機構)の「マイホーム借上げ制度」などの利用が考えられます。これは、耐震性能など一定の住宅性能を満たしていれば、現状のままでもJTIが借り上げ、転貸してくれます。入居者の募集や契約、管理等はJTI側で行ってくれ、賃貸経営面での負担がほとんどありません。 所有者が50歳以上であるなど、契約に際して一定の条件はありますが、最長終身で借り上げてもらえます。また期間を限定した借り上げ契約もできるので、将来自宅に住まうことを予定しているオーナーも、使用しない期間のみ貸し出すことが可能です。最小限の改修で賃貸に借り上げ制度も活用賃貸用戸建て住宅にするケース②Before下宿付き戸建て住宅をシェアハウスに。旧・オーナー専有部の和室を共用リビングに。「マイホーム借上げ制度」取り扱い賃貸戸建て住宅例     P136Before人気のシェアハウスに転用 戸建て住宅のコンバージョンで近年増えているのが、シェアハウスへの転用。一般の賃貸住宅と比べ、家賃や初期費用が比較的安いこともありますが、オーナーや入居者同士の交流やイベントの開催など、コミュニティ性に惹かれて入居を検討する方も多いようです。「集まって暮らす」ことの魅力が再発見されています。 戸建て住宅をシェアハウスにする場合、既存の間取りを生かしたリフォームが検討できます。居室はシェアハウスとしての居室、キッチンやダイニングは共用リビングとするなどすれば、大幅なコストアップとはなりません。ただ人数に応じて、トイレやシャワー室を増やすなど、水回りの充実を目指すケースも多いようです。 建築基準法上、シェアハウスは「寄宿舎」に分類され、防火対策等が義務づけられますが、国や自治体が緩和の方向で動いており、戸建て住宅からの転用もしやすくなりつつあるといえます。下宿を現代風に再生し、シェアハウス化下宿付き住宅を戸建てシェアハウスにオープン・エー「中野昭和の館」P132 参照 参照 最少のリフォームで借り上げてもらえます。

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