「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅴ
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73「住み続ける」ための長寿命化リフォーム事例〔事例6〕身体障害者の介助・キッチンの使い勝手改善リフォームリフォーム工事の概要工期Ⅰ期:2010(平成22)年9月~10月、Ⅱ期:2010(平成22)年12月~12月※居住しながらのリフォーム工事であるため、工期を2期に分けて、重度障害者である居住者とその介助者の負担を軽減した。面積施工面積:78.40㎡/延べ面積:89.23㎡工事期間中の仮住まいの利用有無利用しなかった理由 ▷ 工期が短いので、生活に支障が出ないように1室ずつ工事を行ったため。実現できたこと・脳性麻痺で重度障害者の娘(40歳代)が加齢により障害の程度が重くなったことに対応するための、排泄・洗面・入浴で本人が自立して動作でき、介助者(70代の住まい手(妻)、ヘルパー)が容易に介助できるような改修(浴室・脱衣洗面室・トイレ)。・キッチンはリタイアした夫が手伝えるよう2人で使いやすいように改修。・玄関・洗面所の収納をより使いやすく。実現できなかったこと▶コスト面の理由から特にない。▶技術面の理由から鉄筋コンクリート壁式工法のため、トイレや洗面脱衣所・浴室を広げることは不可能であった。このため、ドア、収納扉、設備機器の交換で対応した。リフォーム工事費用480万円<内訳>(Ⅰ期)設計料 25万円、工事費 145万円(Ⅱ期)設計料 30万円、工事費 280万円リフォームの種類実施有無採用した技術・工法達成した性能レベル耐震改修×--断熱改修●内窓設置(居室1室のみ)-バリアフリー改修●タンクレス便器・カウンター式洗面台への交換開き戸からトイレ・洗面脱衣室は引き戸に、浴室は折れ戸に交換、手すり・背もたれの設置等①障害者本人の排泄、洗面、入浴動作の自立度拡大②室面積の増加を伴わずにトイレ・洗面脱衣室、浴室の介助スペースを確保劣化対策や維持管理の容易性×--次にリフォームをする場合にやりたいこと、実現したいこと特に考えていない。耐 震バリアフリー断 熱劣化対策維持管理

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