「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅴ
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63「住み続ける」ための長寿命化リフォーム事例神奈川県横浜市I邸/(株)建築プラス環境設計事務所 <設計事務所>建物概要1971(昭和46)、1983(昭和58)年築/戸建て住宅/持ち家/木造以前の維持管理状況外壁にペンキを塗ったくらいで、その他は特に手入れしていない。リフォームのきっかけ(動機)東日本大震災を経験し住宅の老朽化が心配になった。1971(昭和46)年築の住宅を1983(昭和58)年に増築し、家族6人で暮らしていたが、子どもが独立し夫婦2人になったのを機にリフォームを行うことにした。検討・情報収集等の期間2ヶ月程度事業者選定の決め手高齢者向けのリフォーム融資※の利用を検討しており、近所の設計事務所に適合証明技術者に相談した流れで、リフォーム工事の設計も依頼した。施工者は親族にお願いすることにした。※住宅金融支援機構の高齢者向け返済特例制度(高齢者のためのリフォーム融資:バリアフリー工事・耐震改修工事)で、一般的にはリバースモーゲージと呼ばれる仕組みのこと。事業者の説明でわかりやすかった点施工中、3~4日に一度は現場に顔を出してくれたため、非常に安心した。事業者の説明でわかりにくかった点完了検査のメリットがわかりづらかった。リフォームの評価(施主)キッチン、浴室、トイレ、床暖房に非常に満足している。減築して生じた庭で野菜づくりができるようになったことも嬉しい。設計者が施工者の監理をきちんとやってくれたため、安心して工事ができた。今になって思えば、2畳分くらいリビングが広くてもよかったと思う。    施主    事業者<設計事務所>満足度とても満足したーリフォーム実施による今後の耐用年数30年(生きている間)わからないリフォーム実施による資産価値の向上額お金に換算できないくらい満足しているわからない事業者に対する評価施工者は、工事の終盤においては落ち度がないわけではなかった。ただし、設計者がきちんと監理してくれたため、安心感はあった。開き戸となっていた箇所の使い勝手が悪く、引き戸に直さなければならない箇所が生じた。バリアフリー断 熱劣化対策維持管理

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