「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅴ
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18第1章 長寿命化リフォームの概要長寿命化リフォームの3つのステップ 既存住宅の長寿命化リフォームについては、図2-7に示すフローに基づいて行うことが考えられます。 長寿命化リフォームの進め方は、大きく3つの段階があります。第一段階は「診断・企画・長寿命化リフォームの事業適否判断」。第二段階は「長寿命化リフォームの設計・施工」。そして、第三段階は「マスタープログラムに基づく維持管理」です。 まず第一段階は、長期使用を意図せずに建設された既存住宅が、長寿命化リフォームに適しているかどうかを判断する段階です。診断を行い、長寿命化リフォームを行って長期に利用していく住宅にできるか、そうではなく、一般的なリフォームに留めておくべき住宅なのかの事業適否の判断を行います。マスタープログラムとは 長寿命化リフォームを進めるうえで、その要となる概念として長期使用の「マスタープログラム」という考え方があります。 ここで言う「マスタープログラム」とは、住宅を適切に維持管理することによって、長期使用を実現するうえでの基本となる計画(プログラム)です。これは、住宅の全ライフタイムにおける住まい方、資産運用のプログラムについて想定する「ソフトプログラム」と、長寿命化リフォームの計画、その後の定期点検・計画修繕・リフォームの計画などの「ハードプログラム」の2つから構成されます。 また、マスタープログラムの策定に当たっては、次のような条件を考慮することが必要になります。・ 定期点検、計画修繕、リフォーム・家族や所有者の変化・交代・ 住み続ける、売却する、全部または一部を貸すといった資産運用設計・施工から維持管理まで 事業適否判断を経て、長寿命化リフォームを行うことが妥当であると判断されると「長寿命化リフォームの設計・施工」を行います。 そして、長寿命化リフォームが施された住宅となった後にも、「マスタープログラムに基づく維持管理」のステップへと進み、定期的な点検・計画修繕・リフォームを確実に行います。さらには、相続や転売なども視野に入れ、また、点検・計画修繕・リフォームの結果も含めた住宅履歴情報付きの流通まで、マスタープログラムに基づいて、長期使用していくことが大切です。2-2 長寿命化リフォームの進め方長寿命化リフォームは、大きく3つのステップに分けて進めていきます

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