「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅴ
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176参考資料国土交通省は、平成25年6月17日に「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を発表しました。現在、民間により実施されている「インスペクション」といわれるサービスは、中古住宅の売買時検査のみならず、新築入居時の検査やリフォーム実施時に行うものなど様々であり、また現場で検査等を行う者の技術力や検査基準等は事業者ごとに様々な状況にあります。そこで、国として、中古住宅売買時の利用を前提とした目視等を中心とする基礎的なインスペクションである既存住宅の現況検査について、検査方法やサービス提供に際しての留意事項等について指針を示したものが「既存住宅インスペクション・ガイドライン」です。本ガイドラインは、性能向上を目的とした住宅性能の把握ではなく、既存住宅の基礎的な現況検査を対象にしたものですが、長寿命化リフォームを進めるうえでの建物調査についても参考になるものです。「既存住宅インスペクション・ガイドライン」の原文や資料は、国土交通省のホームページに掲載されています。(http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000464.html) 1) 本ガイドラインの対象本ガイドラインは、既存住宅の現況を把握するための基礎的なインスペクションを対象としています。耐震診断等の詳細なインスペクションや、性能向上リフォーム実施時の住宅性能の把握については対象外としていますが、考え方としては参考になるものです。 2) 既存住宅現況検査の概要本ガイドラインでは、既存住宅現況検査を行ううえでの、「目的」「検査人」「依頼申込み」「現況検査」「報告」の内容について、以下のように記載されています。 2 既存住宅インスペクション・ガイドライン

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