「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅴ
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166参考資料国土交通省は、平成24年3月27日に「中古住宅・リフォームトータルプラン」を発表しました。これは、平成22年6月に閣議決定された「新成長戦略」に示された① 消費者が安心して適切なリフォームを行える市場環境の整備② 平成32年(2020年)までに中古住宅市場・リフォーム市場を20兆円に倍増という目標を実現するためのロードマップであり、新築中心の住宅市場からストック型の住宅市場に転換するために、国がこれから推進しようとする施策について取りまとめたものです。「長寿命化リフォーム」を進めるにあたって、我が国の住宅政策が向かおうとする方向性をしっかりと捉え、理解しておきましょう。「中古住宅・リフォームトータルプラン」の原文や資料は、国土交通省のホームページに掲載されています。(http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000349.html)国は、「平成32年(2020年)までに中古住宅市場・リフォーム市場を20兆円に倍増」させるという目標を掲げ、その実現に向けて取り組んでいきます。目指すべき住宅市場の姿新築中心の住宅市場から、リフォームにより住宅ストックの品質・性能を高め、中古住宅流通により循環利用されるストック型の住宅市場に転換する2020年(平成32年)までに中古住宅流通・リフォーム市場の規模を倍増(20兆円)意 義○中古住宅の流通とリフォームの促進により、国民の住宅に関する選択肢を増やし、無理のない負担でニーズに応じた住まい確保を可能に○高齢者等の比較的広い持ち家を子育て世帯の賃貸住宅として活用する等の住み替えによるライフサイクルに応じた住まいの確保を実現○適切な維持管理とリフォームによる住宅の質の向上と、質に応じた適正な評価・中古住宅流通の促進を通じて資産価値の維持・増大を実現○断熱改修等の促進による住宅ストックの省エネルギー化と中古住宅流通の促進による循環利用により、低炭素・循環型の持続可能な社会を実現○ 5千万戸超の住宅ストックについて、消費者の多様なニーズに対応した魅力的なリフォームを促し、住宅投資の活性化による内需拡大を実現取 組消費者、生活者視点に立って、安心して中古住宅を取得でき、リフォームを行うことができる市場の環境整備を早急に進めるとともに、既存住宅ストックの質の向上や流通の促進、多様なニーズに対応した魅力ある中古住宅・リフォームを提供可能な担い手の育成・強化等の取組を総合的に推進する。 1 中古住宅・リフォームトータルプラン

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