「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅴ
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06第1章 長寿命化リフォームの概要長期優良住宅化リフォーム長寿命化リフォーム□当協議会が提唱する「長寿命化リフォーム」とは、既存の住宅について、社会の資産として複数世代にわたり愛着を持って長く住み続けられるよう家全般にわたり改修・改善していくことをいいます。□国土交通省が推進する「長期優良住宅化リフォーム」とは、技術面(ハード面)での合理的なリフォームを行い、住宅の長寿命化を図る手段と位置づけられます。「長寿命化リフォーム」と「長期優良住宅化リフォーム」「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は、日本再興戦略中期工程表における重要業績指標「中古住宅流通・リフォーム市場の規模を倍増(2010年:10兆円→2020年:20兆円)」の早期達成に向け、リフォーム市場の拡大と、良質な中古住宅の流通を促進するため、2013年度に設けられた事業です。「長期優良住宅化リフォーム」とは、インスペクションの実施に基づき、耐震性・省エネルギー性等の住宅性能を向上させる、長寿命化に資するリフォームであり、工事後に一定の水準を満たすことが要求されます。さらに、リフォーム工事履歴および維持保全計画の作成が必要です。資料:国土交通省「長期優良住宅化リフォーム 推進事業について」「長寿命化リフォーム」は、既存住宅をバランスよく性能向上させることで、 ●住まいの住環境や住まい手の健康と生活の質を向上させる ●長期にわたって愛着を持って住み続け、住み継がれる ●個人や社会の資産となる価値と流動性を有する ●良好な街並み景観の形成に寄与する家へと改修・改善していくことをいいます。▷日々のランニングコストを低減し、また建替え投資を遅延させるなど、長期的にみて、経済合理性を備えているといえます。▷一度の実施で完了するものではなく、長期修繕計画に基づいた維持管理の計画と実施が必要です。また、時代や住まい方の変化に合わせてライフスタイルを実現するための2次的リフォームとの連携も欠かせません。▷戸建て住宅をはじめ、集合住宅、賃貸住宅等、全ての住宅に適用される概念です。

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