「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅳ 【リフォーム事例のご紹介】
38/196

第2章 リフォーム事例のご紹介 32 戸建住宅事例①(居住中) O邸(福岡県) ー 詳細な耐震診断を元に耐震改修を中心に性能向上を実施 - 物件の概要 住まい手は、福岡県内の築43年の戸建住宅にお住まいの70代の女性。夫はすでに亡くなり、娘とも別々に暮らしていたが、同居することになったため、住まいを見直すことにした。 長年住んでいて愛着がある家だが、老朽化や耐震性能が心配だったため、一般社団法人福岡市耐震推進協議会に耐震診断を依頼。結果が悪ければ建て替えることも検討していたが、耐震補強できるという結果だったため、リフォームすることに。 診断を行ったのは4月だったが、8月の初盆を新しく生まれ変わった家で迎えたい、というリクエストに応えて、急ピッチで計画を進めることとなった。 担当したJ社では、同協議会が実施する2社1組による詳細な現地調査にもとづき綿密な耐震補強計画を立案、既存の上部構造評点0.61を1.00に向上させることにした。 限られた予算の中で親子が住みやすい家にするために、耐震改修に加えて断熱改修を行うとともに、間取りや内装については1階を充実させることに重きを置き、2階の収納は既存を生かし外構も最低限に済ますなど、メリハリをつけてプランを策定。 親子が快適に安心して住めるようになり、タイトなスケジュールの中で初盆を新しい家で迎えることもでき、満足度の高いリフォームとなった。 • 一般社団法人福岡市耐震推進協議会では、精度の高い耐震診断および耐震補強計画を行うために、2社1組による詳細な現場調査を実施しています。 • 限られた予算の中で親子が住みやすい家にするために、耐震改修に加えて断熱改修、バリアフリー改修も同時に行って住宅性能を向上させ、優先順位にメリハリをつけたプランを策定しています。耐震改修の助成金も最大限活用しました。 • 増築によって洗面脱衣室の使い勝手を改善、ダイニングキッチンと南側の和室をつなげて広いLDKにするなど、明るく使いやすい間取りを実現しています。 Point 参照 「長寿命化リフォーム」の提案Ⅲ p28~31 一般社団法人福岡市耐震推進協議会

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です