「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅳ 【リフォーム事例のご紹介】
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第1章 調査事例の概要 26 ③ 断熱・気密性能の計算および測定 戸建住宅では14%(n=6)、マンションでは10%(n=1)でQ値計算(一部はμ値計算、C値測定も実施)を行っていましたが、新築と異なり、リフォームにおいては、断熱・気密性能の計算や測定はあまり行われていません。 グラフ25 Q値計算の実施の有無 14%10%86%90%0%20%40%60%80%100%戸建住宅(n=44)マンション(n=10)Q値計算を実施実施していない (16)建物診断(インスペクション) 戸建住宅に関し、事前にどのような建物診断を行っているかをみると、リフォーム計画を策定するための「基本診断」(いわゆる「現場調査」に該当するもの)はすべての物件で行っています(n=44)。 そのうち「耐震診断」を実施している事例は47%(n=21)、詳細な調査ならびに報告書の作成を伴う「精密診断」まで実施している事例は16%(n=7)ありました。 基本は目視による調査であり、多くは小屋裏および床下の調査まで行われていました。 ほとんどは、社内の有資格者(建築士など)が調査を実施しています。社外に委託している例としては、所属する団体の協力を受けて調査を行っているケース、検査会社、行政が指定する耐震診断員(耐震助成を受けている場合など)、白蟻駆除業者(床下検査)などがありました。 グラフ26 建物診断の実施の有無 100%47%16%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%基本診断を実施(n=44)(内)耐震診断を実施(n=21)(内)精密診断まで実施(n=7) 参照 「長寿命化リフォーム」の提案Ⅰ p.30・31 省エネルギー性能 「長寿命化リフォーム」の提案Ⅲ p.12~14 省エネ・断熱化リフォーム • 省エネ・断熱化は、住まい手が快適かつ健康に住み続ける住まいにするという点で、長寿命化リフォームの大切な要素です。 • 温熱環境は、著しい結露や隙間風、寒さなどに悩まされている場合を除き住まい手からの顕在的な要望になりにくいこともありますが、長寿命化リフォームにおいては、耐震化などその他の要素と併せて、効率的に計画、施工することが大切です。 Point

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