「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅳ 【リフォーム事例のご紹介】
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第1章 調査事例の概要 21 (14)耐震化 ① 耐震性の向上の実施の有無 本調査の戸建住宅物件では、75%(n=33)が、耐震性の向上を目的とした工事を実施していました(間取り変更に伴う一部の壁補強などの工事は含めません)(p.11参照)。 また、そのうち82%(n=27)で、上部構造の耐震診断あるいはN値計算が行われ、耐震性を数値化していました。 耐震性の向上を実施していなかった事例は、重量鉄骨、軽量鉄骨、伝統工法、ツーバイフォーなどの構造の場合、あるいは工事範囲が軽微な事例などとなっています。 ② 耐震補強の方法 耐震補強は、「木造住宅の耐震診断と補強方法(一般財団法人日本建築防災協会)」による、筋交い、金物、構造用合板など、一般に普及している工法を採用している事例が多く見られました。 解体範囲を減らして必要な壁倍率を確保するなどの理由により、専用の耐震補強パネルを使用した事例も27%(n=9)ありました。基礎補強を実施した事例は36%(n=12)でした。 写真1 筋交いによる補強 写真2 構造用合板による補強

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