「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅳ 【リフォーム事例のご紹介】
21/196

第1章 調査事例の概要 15 (6)新築・建替の検討の有無 住まい手へのヒアリングで、「新築・建替も検討したか」をたずねたところ、43%(n=19)が「検討した」と回答しています。 グラフ14 新築・建替の検討の有無(戸建住宅) 43%57%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%新築・建替を検討した(n=19)検討しなかった(n=25) 新築・建替も検討した結果、最終的にリフォームを選択した理由としては、法規的な問題などによりやむを得ず選択したケースもありますが、「リフォームで希望が実現できることがわかった」「家族の思い出の家を残したかった」など、積極的にリフォームを選択した住まい手も多く見られました。 ① 積極的にリフォームを選択した例 ・耐震改修を行えば、必要な耐震性を確保できるということがわかった。 ・思い出の家なので、残したかった。 ・既存の家に思い入れがあったので、全面的な建て替えには抵抗があった。 ・父が建てた家を残したかった。 ・愛着がある家で、入母屋や大黒柱が立派で壊すのは惜しいと工務店にアドバイスを受けた。 ・子供たちも自分の家を持っており、家を継ぐこともないので、リフォームで自分たちが快適に住めるようにしたいと思っていた。 ・まだ築21年であり、リフォームで自分たちの希望が実現できることがわかった。 ・リフォームすれば自分たちのイメージする住まいができることがわかった。 ・解体を始めたら、当初想定していた以上に躯体の造りや程度が良かった。 ・予算と広さ、間取り、好みのデザインを考え、中古を購入してリフォームすることにした。 ・祖母が思い入れを持っている家のため、残したかった。 ・もともと使い勝手は良く、リフォームで安心して暮らせる家に変えられることがわかり、補助金も利用できると知ったので。 ② やむを得ずリフォームを選択した例 ・法規上、これまでと同規模の広さでは建てられないことがわかった。 ・前面道路が狭く、建て替えると10坪以上建物が狭くなってしまうため、断念した。 ・アパートへの建て替えを検討したが、気に入った計画ができなかった。 ・敷地が山の中に立地しており、接道の問題から建て替えができなかった。 ③ 費用的な理由でリフォームを選択した例 ・建て替えしたかったが、予算が合わず断念した。 ・周囲の住環境を気に入っているが、自分たちが納得できる内容で工事を行った場合、建て替えよりリフォームのほうが費用を抑えられると考えた。 ・自分たちの好みに合った家は、新築では予算内で実現できないと考えた。 ・理想とする和風建築の家を新築すると費用がかかり過ぎてしまうため。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です