「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅳ 【リフォーム事例のご紹介】
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第1章 調査事例の概要 14 (4)築年数 リフォーム時の築年数をみると、戸建住宅では、築30年以上40年未満が最も多く、次いで築40年以上50年未満、20年以上30年未満となっています。平均は37年で、我が国の平均的な住宅の取り壊し年数(約27年)を超える物件のリフォームが大半でした。 マンションでは、築20年以上30年未満が最も多く、平均は28年でした。 なお、本調査においては、築10年未満の物件はありませんでした。 グラフ12 リフォーム時の築年数 9%20%18%50%37%20%25%10%11%0%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%戸建住宅(n=44)マンション(n=10)10年以上20年未満20年以上30年未満30年以上40年未満40年以上50年未満50年以上 (5)滅失までの想定年数 住まい手へのヒアリングにより、「滅失までのおよその想定年数(リフォームによってあと何年くらいその家を住み続けられるようにしたいか)」をたずねたところ、戸建住宅、マンションともに「30年」という回答が最も多く、平均で戸建住宅35年、マンション38年となり、本調査事例の多くが、長期に渡って既存の住まいを活用する前提でリフォームを行っていることがうかがえます。 「リフォーム時の築年数+滅失までの想定年数」を計算すると、戸建住宅37年+35年=72年、マンション28年+38年=66年となります。 中には、さらに100年以上住み継いでほしい、という前提でリフォームを実施している物件もありました。 グラフ13 リフォームから滅失までのおよその想定年数 5%0%30%20%38%40%20%30%7%10%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%戸建住宅(n=44)マンション(n=10)10年20年30年40年40年超 参照 「長寿命化リフォーム」の提案Ⅰ p.15グラフ1 「長寿命化リフォーム」の提案Ⅱ p.2~7 長寿命化リフォームの適否判断 • 平均的な住宅の取り壊し年数を過ぎても、リフォームを実施することによって、住まいの長寿命化を図ろうとするニーズは多く存在しています。 • 長寿命化リフォームの提案にあたっては、長寿命化についての適否判断を的確に行い、将来さまざまな形で住み継がれることを想定した計画を立てることが大切になります。 Point

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