「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅳ 【リフォーム事例のご紹介】
18/196

第1章 調査事例の概要 12 (3)リフォームして良かったこと 当調査では、住まい手がリフォームして良かったと感じていること、要望・希望を実現できたことや、期待を上回ったと感じていることに関しても、ヒアリングを行いました。 調査対象として選んだ事例ということもあり、満足度の高い物件がほとんどでしたが、その傾向を知るために、以下の8つのキーワードのどれにあてはまるか、該当するものを2つまで選び、戸建住宅(n=44)、マンション(n=10)それぞれ集計を行いました。 ① 戸建住宅 最も多かったのは、「耐震補強、劣化対策により長く安心して住むことができる」36%(n=16)、次いで「広く開放的な空間になった」25%(n=11)、「温熱環境が改善されて快適になった」23%(n=10)、「古い家や家具を残すことができた」20%(n=9)、「家族構成に合った間取りになった」18%(n=8)となっています。 本調査では、老朽化した住まいの大規模なリフォームが多かったため、「リフォームをしたことによって不安が解消され、安心である」という声が最も多く聞かれました。 「断熱改修により快適になった」「暑さ、寒さがやわらいだ」という声も多く見られましたが、これは居住中の住まいをリフォームした場合がほとんどで、既存との比較対象がない住み替えや世代間の継承では少数となっています。 「古い家や家具を残すことができた」という声は、居住中、住み替え、世代間の継承それぞれにあり、特に世代間の継承では「思い出の家に住み続けることができる」、住み替えでは「古い家を残して活用できた」と評価する声がありました。 間取りとしては、「広さ」「開放感」を志向する傾向があり、複数の部屋をまとめて、明るく広々とした空間を実現でき満足しているケースが多く見られました。 ①耐震補強、劣化対策により長く安心して住むことができる ②温熱環境が改善されて快適になった ③家族構成に合った間取りになった ④動線や収納などの使い勝手が改善した ⑤広く開放的な空間になった ⑥採光、通風を改善できた ⑦古い家や家具を残すことができた ⑧新しい設備が使いやすい ⑨好みのデザインになった ⑩好みの素材を使うことができた ⑪費用を抑えられた

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です