「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅳ 【リフォーム事例のご紹介】
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第1章 調査事例の概要 11 <参考4> 「耐震化」と「温熱環境の改善」に関する実際の施工状況 「リフォームの主なきっかけ」のうち、「耐震化」と「温熱環境の改善」の2つについて、実際にそれが実現されているかどうか、実際の施工状況との比較を行いました。 もともと「耐震化」を主な目的としていた物件は、戸建住宅(n=44)のうち41%(n=18)でしたが、実際には75%(n=33)で「耐震化(耐震改修)」が行われていました(p.21参照)。 もともと「温熱環境の改善」を主な目的としていた物件は、戸建住宅(n=44)のうち20%(n=9)、マンション(n=10)のうち50%(n=5)でしたが、実際には、目指している性能レベルは様々であるものの、戸建住宅で84%(n=37)、マンションでは100%(n=10)で、何らかの形で「断熱改修」が実施されていました(p.24参照)。 当初は住まい手にとってあまり顕在化したニーズになっていなくても、リフォームを実施する機会をとらえて、「耐震化」や「断熱改修」を一緒に行うことを事業者が提案し、実際の工事に結びつけていることがうかがわれます。 グラフ8 もともと耐震化を目的としていた物件の割合と実際に耐震化を行った物件の割合 41%75%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%戸建住宅(n=44)もともと耐震化が主な目的だった実際に耐震化を行った グラフ9 もともと温熱環境の改善を目的としていた物件の割合と実際に断熱改修を行った物件の割合 20%50%84%100%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%戸建住宅(n=44)マンション(n=10)もともと温熱改修が主な目的だった実際に断熱改修を行った (注)青矢印は、もともとのリフォームのきっかけは耐震化や温熱環境の改善ではなかったものの、計画や工事の過程で、実際には耐震化や断熱改修が行われた物件の割合を表しています。

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