「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅳ 【リフォーム事例のご紹介】
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第1章 調査事例の概要 8 (2)リフォームの主なきっかけ リフォームの主なきっかけ(目的、要望、実現したいこと)の傾向を知るために、以下の8つのキーワードのどれにあてはまるか、該当するものを2つまで選び、戸建住宅、マンションそれぞれ集計を行いました(複数回答のため、実際の物件数とは一致しません)。 ① 戸建住宅 最も多かったのは、住みやすさに大きく関係する「間取りや使い勝手の改善」で32%(n=27)でした。少子高齢化の流れを受け、世帯人数の減少に合わせて部屋数を減らして空間を広げたいという要望が主ですが、一部には子供の成長等に伴って個室を増やしたいという要望もありました。暗くて狭い水回りを使いやすくしたいという要望も多く見られました。 次いで「耐震化」が21%(n=18)、祖父母や親など親族から受け継いだ家を大切にしたいという理由に代表される「家を残す」が12%(n=10)となっています。「寒い」「暑い」「湿気が気になる」などの不満による「温熱環境の改善」は10%(n=9)であり、著しい寒さや隙間風などに悩まされている場合を除き、初期検討の段階では顕在化していないことも多いようです。 なお、「住み替え」に限定すると、「間取りや使い勝手の改善」が40%(n=8)となっており、新築時の間取りと新しい住まい手のニーズが合っていないこともあるようです。 「耐震化」については、いわゆる「新耐震」の前と後で大きく傾向が異なっています。築30年以上(n=32)に限定した場合、53%(n=17)が「耐震性の向上」をリフォームの主な目的としていますが、築30年未満(n=12)では8%(n=1)でした。 グラフ5 リフォームの主なきっかけ(戸建住宅) 32%33%40%22%21%27%5%22%12%10%0%27%10%10%20%0%8%4%20%6%8%10%5%6%6%6%0%11%3%0%10%6%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%戸建住宅(n=86)(内)居住中(n=48)(内)住み替え(n=20)(内)世代間の継承(n=18)間取りや使い勝手の改善耐震化家を残す温熱環境の改善好みのデザイン設備の更新二世帯対応資産価値の維持・向上 グラフ6 耐震化が主なリフォームの目的となっている割合(戸建住宅) 53%8%47%92%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%築30年以上(n=32)築30年未満(n=12)耐震化が主な目的(n=18)耐震化は主な目的でない(n=26) ① 間取りや使い勝手の改善 ② 設備の更新 ③ 耐震化 ④ 温熱環境の改善 ⑤ 家を残す ⑥ 好みのデザイン ⑦ 二世帯対応 ⑧ 資産価値の維持・向上

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