「長寿命化リフォーム」の提案 Ⅳ 【リフォーム事例のご紹介】
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第2章 リフォーム事例のご紹介 104 住まい手への調査事項 ① なぜリフォームをしようと思ったのか、リフォームのきっかけ ・全体的な費用を抑えながら、自分が理想とする空間や質感を得るには、中古住宅を取得して改修を行ったほうが、新築よりもメリットがあると感じた。 ・建売などの新築物件に魅力を感じず、また、新たに新築物件を設計段階から計画するほどの時間や費用をかけたいと思わなかった。 ・詳細調査の結果、思うような結論が得られなければ、本物件の購入を見送って他の選択をする可能性もあった。 ② リフォームの検討を始めてから、実際にリフォーム会社に問合せを行うまでに、どのような下準備を行ったか、またその期間はどのくらいか ・設計・施工を同じ会社が行う工務店やリフォーム会社ではなく、建築家と細かな点まで打ち合わせをしたうえで、独立した立場から住まい手に代わって設計監理できる形態という観点で、設計事務所を探した。 ・情報収集は、ホームページ等に掲載されている改修工事の実績やコンセプト、理念や経験などを手始めに、出版されている書籍や雑誌などからも行った。 ・取得物件を見つけてから、約2か月で最初の打ち合わせを依頼した。 ③ 新築・建替えを含めて検討したか否か、(検討した場合は)なぜリフォームを選択したのか ・新築は検討せず、初めから改修を前提として中古の戸建住宅を探した。 ④ 今回工事した家は、将来的にあと何十年(何年)くらい維持したいと思っているか(家族・親類などにも引き継いでいきたいと考えているのか、あるいは売却しようと思っているかなども含めて) ・30年は維持する前提で、メンテナンスや設備投資を計画、実行していきたい。 ・本物件は、家族や親類に引き継ぐのではなく、流動性を持った資産として捉えている。条件が整えば第三者への売却も視野に入れているため、メンテナンスや設備投資により耐用年数を保つことが重要であると考えている。 ⑤ どのようにしてリフォーム事業者を探したか ・設計については、大学の通信講座で知った設計事務所に依頼した。 ⑥ 相見積りはとったか、とった場合は何社に声をかけたか ・設計事務所が、計画をもとに施工業者2社から見積りを取った。 ⑦ そのリフォーム事業者に決めた理由は何か ・設計事務所については、改修工事の実績や経験が豊富で、作品も好みに合っていた。 ・施工業者は、自然素材を使用することにこだわりを持っており、他社よりも見積金額が低く、物件からも距離が近かったため、設計事務所が推薦した。

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