「長寿命化リフォーム」の提案
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(参考資料) 中古住宅・リフォームトータルプランの概要 65 中古流通・リフォームの環境整備に関する施策 ここからは、トータルプランに示された長寿命化リフォームに係る主な施策をご紹介します。 1 中古流通をきっかけとしたリフォームの促進 社団法人不動産流通経営協会の調査では、中古住宅の売買の前後で約6割が何らかのリフォームを行っていることがわかっています(グラフ1)。 そこで、宅建業者とリフォーム業者が連携し、魅力的なリフォームを提供できる体制をつくることで、中古流通をきっかけとしたリフォームを促進していきます(図1)。 2 建物検査(インスペクション)の普及 中古住宅の性能や品質等の状態を把握するしくみとして、民間による「建物検査(インスペクション)」が行われていますが、現在は、検査する項目や検査員の技術力などが事業者によってまちまちであり、問題が発生した場合の責任が明確になっていない等の課題があります。 そこで、消費者が安心して建物検査(インスペクション)を利用できるように、検査員の技術力の確保、検査項目、検査方法等の「ガイドライン」を制定して、適切なサービスの提供につなげていきます。 3 性能評価表示制度の充実と普及 第三者が客観的に中古住宅の性能や品質等の状態を検査するしくみとして、住宅品質確保法に基づく「既存住宅の住宅性能表示制度」が整備されましたが、あまり利用が進んでいません(表1)。 そこで、制度の内容を見直して充実させ、平成32年度までに中古流通の20%での利用を目指す、という目標に向けて取り組んでいくこととします。また、消費者の関心が高い「エネルギー消費量の見える化」の導入を検討していきます。 図1 宅建業者とリフォーム事業者の連携 宅建業者 リフォーム 事業者 消費者 連携 多様なニーズに 応じた魅力的な リフォームを提供 グラフ1 購入した中古住宅のリフォーム実施状況 ※社団法人不動産流通経営協会 第15回不動産流通業に関する消費者動向調査(平成22年9月)

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