「長寿命化リフォーム」の提案
62/82

第3章 地域における長寿命化リフォームの担い手の育成 58 2 「住まいづくり相談所」で事前協議を行い、住環境を整備 小布施では「ソトはみんなのもの、ウチは自分たちのもの」という理念に沿って、快適で美しく皆が愛し誇れる町とするために、住環境の整備を推進しています。 景観形成の重点地区と位置づけられた区域内に建築を行う場合は、建築確認申請の提出を行う30日前までに計画の届出を提出し、役所に設置した「住まいづくり相談所」で事前協議を行うよう条例で規定しています。景観形成基準に適合し、相談員の指導・助言を受けた建物は、補助金や税免除の特典を受けられます。 なお、本来は重点地区のみが対象でそれ以外の地区は任意ですが、建築確認申請を行う場合(増改築を含む)は、すべて事前協議を行うこととしています。 その他にも、平成23年には、町独自のリフォーム促進補助金を設定し、事前協議を通じて、リフォームの促進と景観の修景について一定の成果を上げました。 3 北信地域の伝統技術の担い手を育成 景観まちづくりの活動の主体は、当初中心となって取り組んでいた方々の高齢化とともに代替わりしつつあり、これまでの取り組みを継承しつつ、小布施らしさを残し、さらに高めていこうという気運が見られます。 北信地域では、職人、工務店、設計者の情報交換や勉強会を行う「信州名匠会」という組織があり、技術の伝承や優れた技術者の育成に取り組んでいます。 また、「特定非営利活動法人信州伝統的建築物保存技術研究会(信伝建)」という組織では、大工、左官、屋根茸、建具など伝統建築に係わる職人などが参加し、年に数回、伝統的建造物修理現場での研修会、現場見学会を催しています。 このような組織が、地域の伝統的な建築技術の継承や担い手の育成に寄与しています。 住宅等の景観形成基準(規制の基準)

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です