「長寿命化リフォーム」の提案
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第3章 地域における長寿命化リフォームの担い手の育成 57 事業事例③ 小布施町 1 1980年代から景観まちづくりを推進 長野県小布施町は、「栗と北斎と花のまち」として知られ、現在では人口1万2000人の町に年間120万人あまりの来訪者があります。 小布施の景観まちづくりの発端は、北斎館の開館(昭和51年)に始まります。その後、町並み修景事業の実施(昭和57~61年)、第二次総合計画「環境デザイン協力基準」(昭和61年)、地域住宅計画(HOPE計画)(昭和62年)、住まいづくり相談所開設(平成元年)、うるおいのある美しいまちづくり条例制定(平成2年)、「住まいづくりマニュアル」「広告物設置マニュアル」発行(平成3年)、景観行政団体、うるおいのある美しいまちづくり条例全部改正、小布施町修景計画策定(平成18年)、花による「おもてなし」のまちづくり(平成20年)など、1980年代より30年あまりの景観まちづくりに取り組んできた歴史があります。 小布施では、古い建物や住宅を単に復元するのではなく「まちなみの修景」に取り組んでおり、素材感、色、高さ、配置計画など、街並みとしての統一感を図ることを目指しています。 景観形成については、1987年に町独自の家づくり、まちなみづくりの指針として、屋根の形状は切り妻、屋根の色彩は黒または濃灰色、外壁は茶系とする等の「環境デザイン協力基準」が定められました。この基準は、新築だけでなくリフォームにも適用されます。 歴史的保全、まちづくり 住まい手向けの啓発・相談、情報提供 ■小布施では1980年代から30年にわたって景観まちづくりに取り組んできた歴史があります。町独自の家づくり、まちなみづくりの指針として「環境デザイン協力基準」を定めて、景観の形成に取り組んできました。 ■建築確認申請を行う場合は、役所に設置した「住まいづくり相談所」で事前協議を行うことが規定されており、住環境の整備を推進しています。 ■北信地域の伝統技術を守ろうとする取り組みも積極的に行われています。 Point ※ 小布施町ホームページより (http://www.town.obuse.nagano.jp/uploaded/ attachment/399.pdf)。

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