「長寿命化リフォーム」の提案
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第2章 中古住宅流通を含む長寿命化リフォームの事業モデル 38 2 貸したい人借りたい人双方にメリット「JTIマイホーム借上げ制度」 JTIは、50歳以上のシニア世帯のマイホームを、最長で終身にわたって借り上げて転貸し、安定した賃料収入を保証する「JTIマイホーム借上げ制度」を運用しています。 「中古住宅・リフォームトータルプラン」でも示されているように(p.71)、ライフスタイルに合わなくなったシニア世帯の家を有効に活用することで、家を貸したい世帯と借りたい世帯の双方にメリットを提供することを目指しており、シニア世帯は、自宅を売却することなく住みかえや老後の資金として活用し、家を借りたい子育て世帯は、耐震性能が確保された優良な住宅を、敷金・礼金なしで、リーズナブルな家賃で借りることができます。 現在、戸建物件を中心に約180件の賃貸物件を取り扱っており、戸建物件がほとんど流通していない賃貸住宅市場の活性化に貢献しています。 JTIマイホーム借上げ制度の主な特徴 ① 住宅を終身で借り上げる。 ② 空き家になった場合でも、JTIが最低保証賃料を支払う。 ③ JTIが万が一破たんしたときでも、高齢者住宅財団の基金が債務保証する。 ④ 3年の定期借家契約なので、賃貸に出したあとも自宅に戻ることができる。 ⑤ 借上げの際に、耐震診断と劣化診断を実施のうえ、貸し出す。 ⑥ 借り上げの際の改修費用は、毎月の賃料から返済できる。 ⑦ JTIに登録している「ハウジングライフ(住生活)プランナー」によるサポートを受けられる。 申込みから契約までの流れ ① 希望者は、JTIの「情報会員」に登録 ②「ハウジングライフ(住生活)プランナー(注1)」による事前相談を受ける ③ JTI協賛事業者(注2)による建物の予備診断を依頼 ④ 制度利用申込書を提出 ⑤ 建物診断(耐震診断・劣化診断)の実施(注3) (⑥ 補強・改修工事の実施)(注4) ⑦ JTIが転借人を募集 ⑧ JTIから借上げ条件を記載した承諾書を受領 ⑨ 契約成立 (注1)移住・住みかえに関連する様々な分野の講習を受講、考査に合格し、JTIに登録する。現在約5,000人が登録。 (注2)宅地建物取引業の資格を持つ協賛事業者(不動産事業者)。協賛金は年間12万円。現在約150社。 (注3)木造住宅の場合は、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合に委託して行う。 (注4)⑤の診断で、工事の必要があるとなった場合のみ。

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