「長寿命化リフォーム」の提案
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第1章 長寿命化リフォームの要素技術 29 2 複数の調査員による詳細な現地調査 同協議会では、詳細かつ実質的な現場調査ならびに精度の高い耐震診断を行うことを最も重視しています。これらが間違っていれば、補強しても強度が足りなかったり、必要のない補強をすることになりかねず、根本的な信頼を損ないかねないからです。 耐震診断のための現地調査は、原則として3名(2社、メイン2名、サブ1名)の調査員で実施。あらかじめ役割分担を決めておき、効率良く作業を行うようにしています。 調査の所要時間はおよそ2時間30分です。天井裏、床下にも入って調査し、筋交いの確認、基礎伏図の作成も行います。記録として1物件で約300枚の現場写真を撮影します。 なお、調査の主な対象は構造体が、断熱材の有無、配管の劣化状況などの確認も行います。 インスペクション 所要時間 調査員A 調査員B 10~15分 あいさつ 調査内容の説明、住まい手のご不安やご要望の聞き取り (図面があれば)図面のチェック 10~15分 2階のラフ図面の作成 調査のための装備 小屋裏、床下の進入経路の確認、養生 20~30分 1階のラフ図面の作成 2階の間取りの確認 2階の小屋裏への進入、調査、写真撮影 (屋根に上れる場合)屋根の調査 20~30分 屋内の調査 ・壁の仕様や劣化状況の確認 ・各部屋の傾き測定(水平・垂直) ・各部屋の写真撮影 など 1階の間取りの確認 1階の小屋裏への進入、調査、写真撮影 40~60分 1階の水まわりの位置や状態の確認 床下への進入、調査、写真撮影 基礎伏図の作成 10~15分 屋外の調査(屋内からの調査との整合性などを確認) ・開口、戸袋の位置 ・屋根材の仕様 ・1階、2階の乗り など 外部の写真撮影(建物・周辺の状況) 屋外の調査(小屋裏・床下からの調査との整合性などを確認) ・雨漏りの経路 ・基礎の形状 ・換気口の位置 外部の写真撮影(建物・周辺の状況) 10~15分 調査内容の確認(劣化度の判定等) 片づけ あいさつ(報告に関するお約束等) 現地調査の流れと所要時間の目安 (件) (件) 1期…平成19年9月~平成20年8月 2期…平成20年9月~平成21年8月 3期…平成21年9月~平成22年8月 4期…平成22年9月~平成23年8月

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