「長寿命化リフォーム」の提案
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第1章 長寿命化リフォームの要素技術 28 事業事例② 一般社団法人福岡市耐震推進協議会 1 福岡県西方沖地震をきっかけに設立、主体的な活動が成果に 平成17年3月に発生した福岡県西方沖地震により、福岡市では耐震に関する関心が急速に高まり、行政として市民に安心して紹介できる組織の設立が検討されることとなりました。 その後、福岡市の協力のもと、市職員の自宅を対象とした実際の耐震診断の訓練等を経て、平成19年9月に、県内で日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(以下、木耐協)の組合員となっている事業者のうち5社で協議会を設立しました。 現在は、協議会が主体的に、市内の一戸建てに対するチラシの配布、公民館等での「出前講座」「相談会」など、市民に向けた普及活動を地道に行っており、第4期は、耐震診断260件、耐震補強工事46件を実施しました。平成22年度には、福岡市における耐震補強に対する補助金申請のうち67.7%を同協議会が占めています。 インスペクション 耐震 ■同協議会では、行政と連携を図りながらも、主体的にチラシの配布や相談会などの取り組みを行い、着実に成果を上げています。 ■「正しい耐震補強は徹底した現場調査から」という考え方にもとづき、複数の調査員による精密な現場調査の手法を確立しています。 ■手間をかけて、複数の調査員による耐震診断と耐震計画を実施し、その結果を突き合わせることで、精度の向上を図っています。 ■耐震の部材や工法は、壁補強用面材を中心に広く普及しているものを使用していますが、協議会の会長が他社を含むすべての現場検査を行うなど、工事品質の担保に注力しています。 Point

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