「長寿命化リフォーム」の提案
24/82

第1章 長寿命化リフォームの要素技術 20 2 長期優良住宅先導事業「既存住宅ドック」 平成20年度、22年度、23年度には、「既存住宅ドック」の名称で長期優良住宅先導事業の採択を受け、住宅医ネットワークとして、実際に「木造建築病理学」に基づく改修設計、改修工事を実施しています。 3 事前調査と詳細調査からなる建物診断 住宅医ネットワークでは、人間が手術を行う前の精密検査と同じ考えにより、リフォームをする前には、劣化診断、構造診断、維持管理診断、室内環境診断、バリアフリー診断、防耐火診断などを詳細に行います。その結果は、詳細な調査報告書「住まいの診断レポート」にまとめられ、住まい手に説明されます。必要に応じて、地盤調査、常時微動測定も行っています。 (1)事前調査 住まい手からリフォームの相談を受けると、まず事前調査を行います。住宅医としての設計士とアシスタントの2名ほどで伺い、住まい手へ詳細調査の必要性やその内容についての説明を行います。 また、建物の履歴などの聞き取りを行い、さらに目視の範囲でかんたんな診断を行います。家の図面がない場合はスケッチで間取りを描きとります。 インスペクション

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です